ズズズキュン!で掲載中の『十億のアレ。(宇月あい先生)』の第37話のネタバレと感想をまとめました。
【『十億のアレ。』前話あらすじ】
アザミは、有名映画監督のエドガー・ブレインから出演オファーをされたものの、そこでは、吉原を出ることが出来ないから、オファーを受けられないと聞いてショックを受けます。
一方で、糀谷(こうじたに)からの予約は、いつも逃げていたアザミですが…?
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『十億のアレ。』第37話『仮定の話』ネタバレ
◆ため息
アザミはその日、夜中にこっそりと部屋を抜け出しました。
周りには誰もいないのを確認して廊下に出たアザミ。
しかし、そんなタイミングで若崎(わかざき)と顔を合わせてしまうのです。
若崎は店の従業員の男であり、アザミに関しても親身になってくれる男性の1人でした。
そうして今日も、糀谷とのやりとりが心配で部屋の側まで来ていたんだと話す若崎。
そんな若崎は、アザミの悩んだような表情を見ると、どう声を掛けるべきなのか悩んだ表情に変わりました。
けれど、そんなやり取りの中で突然、アザミは走り去るようにして逃げてしまいました。
そんなことから、後ろを振り向く若崎。
するとそこには、見世(*店のこと)の用心棒でもある三倉が居て…?
◆嘘を吐くこと
場面は、アザミのシーンに変わります。
アザミは廊下を歩きながら、さっきまで客として相手をしていた糀谷のことを考えていました。
未だに、糀谷との関係に悩んでいるアザミ。
糀谷相手には悲しむ必要なんてないはずなのに…どうしても、アザミは傷ついてしまっていたのです。
【ここは嘘を売る街だから】
…アザミはそんな風にして、自分の悩んでいる気持ちを押し殺そうと考えました。
◆つくしとの関係
ある日のことです。
アザミは久しぶりに同期であるつくしと顔を合わせました。
最近はドラマの仕事も増えているようで忙しそうにしているつくし。
アザミはそんなつくしと会話しながら、つくしのことを羨ましく感じていました。
つくしならきっと、誰が相手でも上手く機嫌を取って客の相手が出来るはずで…自分のようにこんな風にもやもやと悩まないだろうなんて考えるアザミ。
しかし、そんな話をしている中で、アザミは他の従業員からとある噂を聞くことになりました。
というのも、アザミは本来花魁候補として、この見世である花扇にやってきましたが、アザミが現れるまでは花魁候補と呼ばれていたのは【つくしだった】というのです。
そんな話はアザミ以外皆知っていたようで、つくしの立場を奪ってしまったことをもやもやと考えるアザミ。
そんなアザミは何より、花魁候補ならば自分よりもつくしの方がずっと向いているのにと考えていて…?
◆アザミを想う気持ち
場面は、三倉と若崎が顔を合わせているシーンに変わります。
店の用心棒をしている三倉は昼の時間は暇をしているようで、その日、予約のない部屋の縁側で横になって眠っていた三倉。
そんな三倉に、仕事途中の若崎が声を掛けるのです。
最初は、仕事に関する話をしていた2人。
ですが、その後若崎は、三倉に対してアザミの話題を振りました。
若崎がそこで話題に出したのは、少し前の出来事のことで、アザミが糀谷との予定をすっぽかすようにして店のどこかに隠れた時のことです。
その際は、大人数で探しても一切見つからなかったアザミ。
しかし、若崎はそこで、三倉が本当はアザミを見つけていたんじゃないのか?なんて声を掛けるのです。
見世の中で三倉が探せない場所なんてないはずで、きっとアザミのことは見逃してあげたんだろう?とそう声を掛けた若崎。
けれど、そんな質問に三倉は目線を逸らして、返事をすることはありませんでした。
それから、話題は三倉の気持ちの話となります。
若崎は三倉に対して【アザミを特別に想っているのか?】なんてことを質問しました。
そうしてそれだけでなく、若崎は【アザミはきっと、三倉に対して好意を持っている】なんてことも告げて…?
◆答えを出さない
三倉はそんな風に声を掛けられた途端に、意味が分からず固まってしまいました。
三倉の頭にあるのは、ここにきて初期のアザミの憎らしい態度の数々で…アザミに好かれているなんて、そんなことは想像できないなんて答える三倉。
しかし、そんな三倉に対して、若崎がどこか心配そうに声を掛けるのです。
三倉が過去に、遊女だった女性との恋愛で揉めた過去があるのは誰もが知っていることで…そんなことから、アザミと三倉との関係を心配する若崎。
けれど、そんな質問に三倉の方も少し言葉に悩むようにしながら、アザミとの関係に本気になることはないなんて告げます。
そうして続けて、アザミが自分を好きになっていたとしても、それはきっと気の間違いだろうと告げる三倉。
アザミの将来のことを考えると、今、こうして好かれていたとしても一瞬のことだろうなんて感じるのです。
今後アザミが色んな男と出会う中で、自分はきっと忘れられる存在だろうとそう答える三倉。
しかし、話を聞いていた若崎の方はどこか不満そうな顔をしていました。
若崎にとって聞きたかったのは三倉の素直な気持ちで、三倉が今告げてきたのはどれも、アザミが三倉に対して想っている気持ちばかりです。
三倉の正直な気持ちはなんなんだと迫る若崎。
それだけじゃなく、もし今後もアザミが三倉のことを好きでい続けたらどうするのか?なんて告げてきて…?
三倉はそんな若崎の質問に答えられずに居ました。
ですが、そんな三倉のことを面白がるようにして何度も答えを迫る若崎。
そんなことから三倉は若崎にうるさいと大声で告げ、バーカとまるで子供のような吐き台詞を残してその場を去っていき…?
一方で、残された若崎の方は三倉のそんな態度に呆れながらも、正直に気持ちを明かさない三倉に、【三倉の方もアザミのことを特別に想っているんじゃないのか?】なんて感じて…?
恋愛話のせいなのか、いつもはかっこよくて頼りになる三倉が、めちゃくちゃ小学生男子みたいな思考になっています。そんな感じで、恋愛には色々鈍そうな三倉。このシーンは、いつもと違う三倉を楽しめるシーンでした!!
『十億のアレ。』第37話『仮定の話』感想まとめ
今回も、アザミは糀谷との関係で悩んでいます。
そうして、そんな気持ちを晴らせないままもやもやしているアザミ。
アザミが作中で言っていましたが、アザミと同期のつくしは、どちらかといえば客が誰かどうかに関係なく、ある程度平等に接することが出来る人です。
しかし、一方で誰に対しても真っすぐに当たってしまうアザミ。
そんなことから、アザミは水揚げの際にも色々揉めていましたよね。
…誰が相手でも真っすぐぶつかってしまうアザミ。
そんなところは、本当に応援したいなぁと思えるところでもあります。
それから、今回は若崎と三倉とのやりとりも最高すぎました
あまり、スポットライトが当たってこなかった若崎ですが、凄くとっつきやすいキャラなんですね。
三倉とのやり取りも可愛かったですし、三倉が色々恥ずかしがって答えを出せないでいる感じも最高すぎました!!
今後の三倉の動きも、目が離せないですね!!
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