【皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～】43話ネタバレ｜水源開拓に向かったエリサたちを！？

◆ベラが用意した衣装・・・

エリサを迎えに来たジョナサンが部屋をノックしようとしていると、ローハンも迎えにやってきます。

部屋の中ではエリサがベラに用意してもらった黒い衣装をまとっていました。

エリサは見苦しくない程度で良いと思っていたのに、予想以上の腕前で衣装を仕立ててくれたベラを褒めます。

ジョナサンに馬車の用意ができたと促されたエリサが玄関に向かう途中、飾られた獅子像の口にはめられた紫水晶に目が止まりました。

この獅子像は紫水晶が埋まった巨大な岩を発見した先代公爵が彫刻にしたものです。

エリサは紫水晶に手を伸ばしてとても意味があるものなのだろうと言いました。

ベラは紫水晶に興味を示しているエリサは、紫水晶が好きなのか尋ねます。

エリサの答えは真珠よりましというもので、第二皇子の誕生会の件を知らないジョナサンとベラには意味が解りませんでした。

◆道にあふれる民衆たち・・・

馬車に乗ったエリサたち一行が進む道脇には、窓からその様子を見たレオンが見たことないと口にするほど多くの人たちが溢れていました。

ジョナサンはベルディン公爵とアンネが民衆を集めた理由はわかりませんが、不吉な予感がしてなりません。

干からびた平野にエリサが降り立つと、集まった民衆から歓声が沸き上がります。

ベルディン公爵から先に挨拶をしておくかと声を賭けられますが、エリサは首を振って断ります。

すると民衆たちは精霊の力を見せて欲しいと、一気に興奮して足を踏み鳴らし始めました。

騎士団たちが興奮する民衆を抑えるほどになると、エリサは抱いていたレオンをローハンに預けます。

民衆を無視して平野に向かって歩いたエリサは、民衆の目の前でウィンディーネを呼び出しました。

すると鳥の形をした水が出てきて、民衆たちは精霊だと沸き上がります。

民衆たちを振り返ったエリサは、皇帝陛下と皇太子殿下の配慮がこの地を豊かにすることになると挨拶をしました。

◆扇動するもの・・・

エリサはすぐにローハンの元に向かい、民衆の中に扇動するものが紛れていることを伝えます。

ローハンも民衆の興奮度が一気に上がったことを不自然に思っていました。

ローハンは水脈にたどり着くまでどのくらいかかるか尋ねますが、エリサにもわかりません。

ただこの場で窮地に立つのは自分ではないことはわかると言い出しました。

エリサは以前 根に持つ性格と言っただろうと、笑みを浮かべます。

ローハンとレオンがぽかんとしていると、エリサに呼び出されていた鳥の形をした水が音を立て始めました。

『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～』第43話はここまで！

図書館館長

第43話では、ベラが用意した衣装が、エリサに似合いすぎでかっこいいです。
黒いマントとズボンにフリルをふんだんに使った白いシャツ。
白いシャツはほとんどマントに隠れているので、エリサの髪色がすごく映えます。
マントの淵に飾られた金の刺繍(レース？)も美しくて、ベラがエリサのために全力で作ったのが良くわかります。

『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～』第43話『この地に祝福を』感想まとめ

◆紫水晶と真珠

紫水晶が好きかと問われて真珠よりましと答えたのは、別に好きではなく精霊を呼び出すために欲しいだけだったからだと思います。

でも真珠の首飾り泥棒の件のことを知らないジョナサンとベラには、真珠が比較に出された理由がわかるはずがありません。

真珠を比較に出したのは、エリサが根に持っていると言うことですよね。

この紫水晶をエリサはどうにかして手に入れるつもりでしょうが、どうやって手に入れるんでしょうね。

まさか盗みはしないと思うので、水源を見つけた代償に貰い受けるつもりなのでしょうか。

水源を見つけるのはカイトの指示ですから、代償はもらい受取ればカイトの品格が問われる事態になるかもしれません。

それを考えればそのままの状態で、精霊を呼び出すつもりかもしれませんね。

◆ウィンディーネではなく鳥の形にした理由

民衆からの精霊の力を見せて欲しいという声に、ウィンディーネを呼び出したエリサが鳥の形で呼び出した理由は何なんでしょうね。

ウィンディーネをそのまま呼び出したらマズイ理由があったのでしょうか。

もしかしたら民衆に扇動するものがいたのに、関係しているのでしょうか。

それとも窮地に立つのが自分ではないと言ったことに関係があるのでしょうか。

単に派手な演出にするために鳥の形にしただけかもしれませんが・・・。

ただ窮地に立つのは自分ではないと断言した理由が気になります。

エリサはおそらく民衆たちを扇動している人物の黒幕が、ベルディン公爵とアンネだと言うことは気が付いていると思います。

だからベルディン公爵とアンネが窮地に立つことになると言いたいのでしょうが、どうやったらそうなると言うのでしょう。

もしエリサが水源を発見してうまく水が湧き出たとしても、ベルディン公爵とアンネが窮地に立つわけはありませんよね。

何がベルディン公爵とアンネを窮地に立たせると言うのでしょう。

色々気になることが多すぎて、次回が待ち遠しくて仕方ありません。