noicomiで掲載中の『鬼の花嫁(富樫じゅん/クレハ先生)』第6話のネタバレと感想をまとめました。
【『鬼の花嫁』前回のお話しのあらすじ】
両親は柚子の養子縁組の話を拒否しますが、玲夜が瑶太に火をつけるところを見てしぶしぶ受け入れることになりました。
部屋に荷物を取りに行った柚子は持っていくものの少なさを見て・・・。
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『鬼の花嫁』第6話ネタバレ
◆荷造りを済ませた柚子・・・
荷造りを済ませてリビングに戻った柚子は、瑶太の状態を気にしていました。
瑶太は気絶しているだけで、狐ほどのあやかしなら火傷もさほど問題がないようです。
花梨は家をでていこうとする玲夜と花梨を呼び止め、狐月家に言いつけてただでは済まさないと怒鳴りつけました。
玲夜は言いつけるついでに妖狐の当主に、瑶太が玲夜の花嫁にひどい怪我を負わせたことをつたえておけと花梨を睨みつけます。
怯えた花梨に何者か聞かれた玲夜が身分を名乗ると、驚いている両親をよそに花梨はショックを受けていました。
玲夜に促されて外に出る柚子は、両親に今まで育ててくれたことに感謝を伝えます。
◆祖父母の自宅・・・
鬼龍院家に戻る前に、柚子の祖父母を自宅へ送り届けました。
祖父は優しい性格で抱え込んで我慢してしまう柚子のことを、玲夜によろしくお願いします。
玲夜は祖父の肝心な時にそばにいてやれないと悔やむ気持ちに応え、柚子のことは任せるように言いました。
祖父母と別れを告げた柚子はこれから新しい生活が始まるのですが、花嫁は具体的には何をすればいいのかさっぱりわかりません。
玲夜と出会ってまだ1日もたっていないのに大きく変わる生活に不安がないわけではありませんが、柚子は玲夜の手のぬくもりを信じたいと思っていました。
◆意識を取り戻した瑶太・・・
柚子の自宅のリビングで意識を取り戻した瑶太は玲夜の恐ろしい霊力に怯え、軽症で済んだのは手加減されたのだと実感していました。
瑶太から玲夜が本当にあやかしの頂点に立つ存在だと聞いた両親は、柚子が花嫁に選ばれたことを喜びます。
どうしても柚子が花嫁に選ばれたことが納得できない花梨は、柚子が怪我をしていたから同情しただけだと言います。
しかし玲夜は花嫁でもない限り、目の前で人が行き倒れていても平気で通り過ぎるほど甘くない人物だと瑶太は知っていました。
いくら花梨の両親から柚子を家に戻してほしいと頼まれても、瑶太では話すことすらできない存在でどうすることもできません。
その様子を見ていた花梨は、両親の手のひらを返したような態度と瑶太が無様にやられたことが許せずにいました。
柚子が最強の鬼の花嫁になることも認められない花梨は、いきなり瑶太にキスをして柚子を玲夜から引き離して欲しいとお願いします。
瑶太はリスクが大きすぎることは理解していましたが、花梨の願いを気入れることにしました。
敬語をほとんど使うことがない玲夜が祖父に敬意を示して敬語を使ったことで、祖父母を認めていることがよくわかります。
そしてその二人の視線の先に祖母と楽しそうに話す柚子の姿がある事も、感動的ですよ！
『鬼の花嫁』第6話感想まとめ
◆いい子過ぎる柚子とクズ両親
ひどい仕打ちをしてきた両親に対して、感謝して頭を下げられる柚子はいい子過ぎでしょう。
だから反発もせずにずっとこんな最低な家族と暮らせていたのでしょうね。
胸が痛くなりますよ。
こんなクズ親から生まれた子とは、とても思えませんね。
あやかしのトップに立つ鬼の花嫁に選ばれた途端、柚子を家に戻そうとするクズ両親はどうしたいのでしょう。
例え柚子が家に戻ったとしても、今まで蔑ろにしてきた柚子を大切に扱えるとでもいうのでしょうか。
もし柚子に酷いことをすれば、玲夜が黙っているわけがありません。
しかし大切に扱えば、花梨が納得しないでしょう。
自分だけが特別な存在でちやほやされていないと納得しない花梨が、柚子を大切にできるわけがありません。
かといってこのクズ両親が花梨を叱ることもできないでしょう。
柚子が祖父母と養子縁組をして、鬼龍院家で暮らす今の状態が一番いいに決まっています。
そんなこともわからない両親は、頭が悪すぎますよね。
◆性格の悪い花梨
頭が悪すぎと言えば、花梨も相当 頭が悪いですよね。
鬼があやかしの中の最上位に君臨することは花梨も知っているはずですよね。
しかも目の前で強いと信じてやまなかった妖狐のあやかしである瑶太が、いとも簡単にやられたんですよ。
それなのに玲夜から柚子を引き離してと瑶太にお願いするなんて、愚の骨頂でしょう。
家柄的にも能力的にも、瑶太が玲夜に敵う要素はありません。
それなのに瑶太に玲夜と敵対するようなことをお願いすると言うことは、瑶太がどうなってもいいとでもいうのでしょうか。
もし瑶太が命を落としてしまえば、花梨は花嫁の立場も失うことになると気が付かないのでしょうか。
花梨自身の命すら危ういと思いますよ。
そんな花梨のために玲夜と敵対しようと決めた瑶太が、哀れに思えてきます。
そこまで覚悟を決めた瑶太に抱きしめられた時の花梨の顔は、性格の悪さがにじみ出ていますよね。
花梨は夫になるはずの瑶太の身の安全より、自分のプライドの方がよほど大事なのでしょう。
性格が悪すぎて反吐がでます。
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