BKコミックスfで掲載中の『乙女ゲームの当て馬悪役令嬢は、王太子殿下の幸せを願います(なおやみか/waga先生)』第8話のネタバレと感想をまとめています。
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『乙女ゲームの当て馬悪役令嬢は、王太子殿下の幸せを願います』第8話あらすじネタバレ
◆突然やって来た王太子は・・
エリザベータの部屋に突然やってきたクラウス王太子は、エリザベータの顔が見たかったと言うと、エリザベータの頬に触れてきます。
クラウス王太子はエリザベータの体温を感じながら、存在を確認するようにエリザベータを見つめます。
そしてこの訪問はくれぐれも内密にと告げると、あっという間に帰って行きます。
クラウス王太子の行動に驚いたエリザベータですが、まるで自分へのご褒美が降り注いだのではないかと、嬉しすぎて呆けてしまうのでした。
◆王太子の宣言
時は変わってこの日は王宮にて宮中会議が開催されています。
最初の議題はアリスの後見人についてです。
愛し子と呼ばれるアリスは今は平民なので、今後後見人となる貴族の養女となるのです。
真っ先に手を挙げたのは、同じ平民あがりのザイフリート公爵でした。
アリスについてはクラウス王太子も異議なく進み、アリスの後見人はザイフリート公爵家に決まることになりそうです。
そんな中クラウス王太子は、宰相のゲオルグに自分の妃は自分自身の意見で決定すると宣言します。
長年クラウス王太子に仕えていたゲオルグは、伴侶くらいはクラウス王太子の愛した人物に決めて欲しいと、その宣言を承諾しますが・・。
◆エリザベータの未来
宮中会議も終わり、エリザベータの父アルヴァハイム侯爵は、エリザベータの将来について、エリザベータの意見を聞くことにしました。
クラウス王太子がアリスを妃に指名する前には、現婚約者は婚約解消しなければなりません。
エリザベータとしては、アリスが王太子妃となりクラウス王太子と幸せになってくれるのであれば、もう自分の役目はないと考えています。
10歳の時、自分の魔力が低いことが判明して以来、妃になれない現実を受け入れながらも、懸命に努力し、クラウス王太子の婚約者として恥じない女性として生きてきました。
そして、自分は学院を卒業後には吟遊詩人として旅に出たいと言い・・。
また、部屋から去って行く後ろ姿もカッコよくて、背景の雪空との一体感がとてもキレイなので、こちらも見逃さないで欲しいシーンになっています！
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『乙女ゲームの当て馬悪役令嬢は、王太子殿下の幸せを願います』第8話あらすじ感想
◆王太子に見つめられて・・
部屋にやってきたクラウス王太子は、エリザベータの顔が見たかったと、頬に手を添えて見つめてきます。
やっぱり普段から感情を表さないとはいえ、本当はエリザベータが好きなんではないでしょうか。
ギルバートに対しても嫉妬してみたり、不快感を表してみたり、エリザベータには伝わっていませんが、どうみてもクラウス王太子はエリザベータが好きなんだと感じます。
わざわざ大事な式典を抜けてでも年の最後に会いたくなるなんて、クラウス王太子も可愛いところがありますよね♪
本当にアリスと上手くいっているのであれば、形式だけ婚約者となっているエリザベータに会いに来ず、アリスの元に行っても良いはずです。
でもクラウス王太子が選んだのはエリザベータだと思うと、本当は両思いなのではないかと期待してしまいます。
クラウス王太子がエリザベータを見つめる表情はとても優しく柔らかくて、彼女を慈しんでいるように見えますし、とても素敵なんですよね～。
あんな美形に見つめられて微笑まれたら、エリザベータではないですがドキドキしちゃいます♡
早くクラウス王太子には言葉でエリザベータへ想いを伝えて欲しいと思う、少しもどかしさも感じました！
◆愛し子アリス
宮中会議での話題に、アリスの後見人についての話題があがりました。
愛し子と呼ばれ、会議で取り上げられるほど、アリスの存在は国にとっても重要な事なんですね。
それだけ精霊の加護を受けている貴重な人物なのだということが、この会議で伝わってきました。
本人はいたって普通の女の子ですが、アリスの知らないところで養父が決まっていくなんて、少し可哀想な気もしました。
誰が見ても将来の妃はアリスなんだなっていうことも分かるのですが、アリスの義父になるということは、将来王様になるクラウス王太子の義父になるわけで・・。
色々政治的な柵がありそうですよね、アリスが利用されないと良いのですが・・。
アリスの貴重さはよく分かりましたが、平民から貴族の娘に変更しなければ結婚相手にできないのでしょうか。
貴族社会のことはよく分かりませんが、アリスはアリスなんですから別に一度貴族にしてから・・なんて面倒なことをしなくても良いのになと感じます。
平民から嫁がせるのに抵抗があると言うのであれば、それは平民として育ってきているアリスを否定しているようにも見えますし、どんな身分でも精霊王になるのであれば、それでいいではないかと思いました。
◆王太子の宣言
宮中会議ではクラウス王太子が自分の妃について、初めて言及したようです。
自分の妃は自分の意見で決定すると言いました。
この発言で、皆はいよいよ本格的に妃にする相手が見つかったのだと思っているようです。
宰相のゲオルグはできればクラウス王太子の妃は、クラウス王太子が愛した女性であって欲しいと願っているようですが、やはりエリザベータはゲオルグの中でも候補からは外れているんです。
ここまでの流れを見ていても、絶対にクラウス王太子が好きなのはエリザベータだと思って間違いないと思うのですが、これって皆から祝福されないフラグなんでしょうか・・。
早く正式に発表して、安心させて欲しい〜！
クラウス王太子の気持ちがハッキリしているところを、皆にも早く示して欲しいなと思います。
◆エリザベータの未来
エリザベータの父は、宮中会議でクラウス王太子が妃について言及したことで、いよいよエリザベータがお役御免になると、エリザベータの未来を心配しているようです。
親からしてみれば、娘がこれだけクラウス王太子の為に頑張ってきているのも見てきて、でも娘の気持ちや頑張りは報われないと思うと、やるせない気持ちになりますよね。
エリザベータのお父様もそんな気持ちを持っているようで、エリザベータがこれまで腐ることなく王太子の婚約者として立派に務めてきたことを誇りに思うと褒めてくれました。
これはお父様がエリザベータにかけてあげる、最大限の言葉だったのだと思いました。
娘の幸せを願わない父親なんていないですよね、エリザベータがわずか10歳で未来を決められてしまったことも、とても切なかったんだろうなと思います。
そしてここでは、どれだけ10歳のエリザベータが傷つき、悲しんでいたのか、その後もクラウス王太子の幸せだけを願って、どれだけ努力してきたかが描かれていますが、推しの為に頑張ったエリザベータには、国をあげて賞賛をしてあげて欲しいと思いました。
そんなエリザベータは自分の未来にクラウス王太子がいないことを受け入れていて、推しが生きていてさえくれて幸せであってくれれば、それこそが自分の幸せなのだという強い想いがあるのだなと感じました。
でも本当にエリザベータが身を引くことが、クラウス王太子の幸せに繋がるのでしょうか。
クラウス王太子がおそらく愛しているのはエリザベータなので、彼女ではないアリスと結ばれたとき、暗殺は回避できるかもしれませんが、果たして心は幸せになるのでしょうか。
アリスと結婚が決まった時点で、クラウス王太子は失恋するわけですから、完全な幸せではないですよね。
エリザベータの能力は上がるわけではないでしょうし、ステータスが全てのこの世界では受け入れられないのかもしれませんが、ここはクラウス王太子の愛の力で何とかして欲しいと、願ってしまいます。
そして精霊祭まであと半年、アリスとクラウス王太子の関係やクラウス王太子とエリザベータの関係、暗殺計画など気になることが沢山です！
早くお話の続きが読みたいです♪
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