【わたし、今日から『おひとりさま』】11話ネタバレ｜泉が部屋を出て1ヶ月が過ぎたじゅりは！？

◆高校時代の泉たち・・・

高校3年生。

卒業を控えたじゅりは、彼氏と別れた報告を友達にしました。

恋人と長続きしないじゅりは、今回も3ヶ月程度しか続いていません。

じゅりが彼と別れた理由は、彼がじゅりに東京へ行くなといったからでした。

ヘアメイクアップアーティストになるという夢を、男のために諦めるなど考えられなかったのです。

友達の一人はじゅりのことを冷たいと言いますが、泉はただ黙ってその話を聞いていました。

放課後。

じゅりと一緒に帰っていた泉は、あと1週間で高校を卒業することを早かったとしみじみと言います。

今後 じゅりは東京でヘアメイクアップアーティストを目指し、泉は結婚してママになる予定でした。

泉は東京に出て一人になるじゅりは、寂しくないのか尋ねます。

じゅりは友達も親もいるから1人ではないと否定しました。

しかし泉はいずれ親も亡くなるし友達は家庭を持ってしまうのだから、じゅりは可愛そうだというのです。

じゅりはむっとしながら、余計なお世話だと言い返しました。

ケンカのようになってしまいます。

しかし泉はじゅりが本当にプロのヘアメイクになったら、自分の子供にメイクをしてあげてほしいとお願いしたことで空気は変わりました。

じゅりはまだ女の子かわからないのに、お願いしてくる泉に呆れてしまいます。

しかし泉は女の子だと母性本能でわかると、恥ずかしそうに言いました。

じゅりが売れっ子になるから高いと意地悪を言うと、泉は友達なのにとぼやくのです。

◆部屋でくわえたばこをしていたじゅり・・・

じゅりはくわえたばこをしながら、絶対約束だと言った泉の言葉を思い出していました。

するとスマホに電話がかかってきます。

なんとじゅりがずっと憧れ続けていた雑誌のFaCEから、じゅりに表紙の依頼が来たのです。

今までFaCEの表紙を担当していたヘアメイクが産休に入り、新しい人を探していたところじゅりに白羽の矢が立ちました。

じゅりはFaCEの表紙チームと組めるなんて夢みたいだと言って、絶対に引き受けるように言って電話を切ります。

じゅりは棚に並べられているFaCEを見つめながら、自分が売れっ子になったことを実感しました。

じゅりは誰もいない部屋で一人 31歳でこの仕事をもらった自分はすごすぎるから、恋愛なんかしていられないと一人ではしゃぎます。

じゅりは我に返って、自分が独り言を言ってはしゃいでいたことに気が付きました。

独り言をよく言っていたのは泉です。

じゅりは泉に汚染されてしまったと落ち込みました。

◆泉がいなくなって1ヶ月・・・

じゅりはお騒がせ女の泉のせいだとぼやきながら、窓を開けました。

部屋の中にはまだ泉の荷物が残っています。

泉がいなくなってもうすぐ1ヶ月が経とうとしていました。

この部屋にいたときの泉は、普段 朝食を食べない受理のために美容にいい朝食を作ってくれたことがあります。

じゅりは泉がきちんとした料理ができることに驚きました。

さすが主婦をやってきただけのことはあります。

卵焼きを口にしたじゅりは、味はフツーだと言いました。

それはミチにも言われたことがあると嘆く泉と笑いあったことを思い出します。

じゅりは窓の外を見ながらたばこに火をつけて、人と暮らすのも悪くはなかったと思っていました。

すると寂しさから思わず元カレに電話をしようとしてしまい、自分が寂しいと言う感情を持っていることに疑問を抱きます。

FaCEの仕事が回ってきたのも今まで担当していた人が産休に入ったからで、今時 美容業界でも産休取得は珍しくなくなっていました。

じゅりは自分が子供を持つことが想像できません。

仕事を中断してまで、誰かのために生きるなんて考えられないのです。

じゅりはしみじみと泉はすごいと思うのでした。

その頃 バイト先のカレー屋に入ってきた客に元気よく挨拶をした泉は、客を見て驚いています。

『わたし、今日から『おひとりさま』』第11話はここまで！

図書館館長

第11話では、独り言で自画自賛するじゅりの姿は、泉そのものでした。
クールなじゅりがいつも独り言を言っている泉に似るって、すごいことですよね。
それだけ泉に影響力があると言うことでしょう。
いつも泉が笑っていることで、じゅりも癒されていたのかもしれませんね。

『わたし、今日から『おひとりさま』』11話『誰かのために生きるなんて』感想まとめ

泉は昔から不思議ちゃんだったようですね。

夢を追って東京に行くじゅりに一人でかわいそうと言ったり、まだ性別もわからないお腹の中の子を女の子と断言したり。

思ったことがすぐ口に出るタイプかと思えば、ミチが亡くなったことをずっとじゅりに言わずに過ごしていたり。

そんな泉とずっと友達でいられるじゅりを尊敬しますよ。

そして憧れの雑誌のヘアメイクの依頼が来たじゅりは、かなり仕事ができるんでしょうね。

FaCEがどんな雑誌かわかりませんが、自画自賛するほどですからかなりすごい雑誌なのでしょう。

ただその喜びを分かち合える人が近くにいないのは残念でしたね。

泉のように愛に生きるのも、じゅりのように仕事に生きるのも本人の自由だと思います。

けれどじゅりは少し泉を羨ましく思ったようですね。

比べられるものではないのでしょうが、ないものねだりと言うやつでしょう。

そして泉のバイト先に現れた客は泉が驚いているところを見ると、泉の元旦那じゃないでしょうか。

もしこれで店に紐野がいたら、もしかして泥沼化するのでしょうか。

案外 紐野はあっさりと泉に、旦那のもとに戻るように言いそうな気もします。