【ワタシってサバサバしてるから】64話ネタバレ｜網浜がフォレスト社との交渉の窓口に！？

◆役員たちが集まる会議では・・・

一方 役員たちは第一会議室に集まって、今後のことの会議を始めていました。

会議中 早乙女はデスクを叩いて立ち上がり、有り得ないと大きな声をあげています。

早乙女が怒っているのは、網浜をフォレスト社との交渉のキーマンにするという話が会議で持ち上がったからでした。

しかしいくら早乙女が反対しようとも、網浜を交渉の窓口に置きたいというのはジェームズからの要望で覆ることは無いでしょう。

早乙女はまともにコールセンターのオペレーターも務められない網浜が、どんな交渉ができるというのかと声を荒げます。

GO GO CITYの命運が自称サバサバ女の網浜にかかっているなど、早乙女にとっては許せることではありません。

早乙女がいくら声を荒げて反対しようとも、今 買収を仕掛けてきているフォレスト社の社長であるジェームズの機嫌を損ねる訳には行かないのです。

滝川がそう判断すれば、早乙女も反論を続けることはできませんでした。

滝川もやすやすと自分が作り上げたGO GO CITYをフォレスト社に売り渡す気はありません。

滝川は役員たちの前で、どんな手段を使ってでも阻止すると誓いました。

役員たちも滝川の意見に賛同し、早乙女もようやく腰を下ろします。

◆行きつけの飲み屋にやって来た網浜は・・・

その日の夜。

就活中に散々通い詰めて愚痴を聴いて貰っていた飲み屋にやって来た網浜はカウンターにドカッと座り、ママに例のヤツは有るかと尋ねます。

ママはプラスチックのコンテナに入った瓶をカウンターに出しました。

網浜が通販サイト『フォレスト』で仕入れて欲しいとお願いしていた、ジェームズが成功するきっかけになった炭酸飲料です。

網浜はこれこれ。と嬉しそうに目を輝かせ、それでハイボールを作ってとお願いしました。

しばらくすると店のドアに取り付けられたカウベルが鳴り、客が入ってきたことを知らせます。

入って来たのは私服に着替えたジェームズでした。

網浜はやって来たジェームズに今夜はジェームズのおごりだというと、ジェームズはにこやかにもちろん。と答えて受け入れます。

◆酔っ払った網浜とジェームズに・・・

楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、ケースに入った炭酸飲料が残り数本となった頃には網浜もジェームズも酔いが回っていました。

網浜は片手で頬杖をつき、隣に座るジェームズにこの国は自分には狭すぎると格好つけて見せます。

ジェームズがoh・・・と反応すると、ママが国が狭すぎるのではなく網浜が幅を広げ過ぎなのだとツッコミを入れました。

網浜がどういう意味かと言い返すと、店内には三人の笑い声に包まれます。

その様子を窓の外から伺っている人物がいました。

その人物はフードをかぶり、立派なカメラを手にしています。

その手にしたカメラでジェームズと網浜が、仲良さげに酒を酌み交わし、肩を組んだり言い合いしている姿を撮影していきました。

フードをかぶった人物はある程度写真を撮ったところでスマホを取り出し、誰かに電話を掛けます。

相手が電話に出るといいネタが撮れたと報告し、ニヤァと口角をゆがませました。

『ワタシってサバサバしてるから』第64話はここまで！

図書館館長

第64話では、会社を守るためにどんな手段を使っても阻止すると誓った滝川を見て、やっぱりトップに立つ人間なんだなと実感しました。
自分の言ったことを覚えていなかったり、良く知りもしない網浜をコールセンターに誘ったりする微妙な社長の印象を持っていました。
しかし窮地に立たされた時こそ、リーダーの能力がはっきりとわかります。
めちゃくちゃ反対していた早乙女ですら従えるのですから、やはり有能な社長というのは凄いものですね。

『ワタシってサバサバしてるから』64話感想まとめ

網浜を交渉の窓口にするのを猛反対する早乙女の考えは、正しいと思います。

でもジェームズの要望なら、簡単に覆すことはできないですよね。

ジェームズの要望を叶えつつ、買収を阻止する手段が滝川にはあるのでしょうか。

もしかして網浜とジェームズが一緒に飲んでいるところの写真を撮らせたのは、滝川がそのために頼んだことなのかもしれませんね。

法律的にどうなのかはわかりませんが、少なくともコンプライアンス的にはまずいと判断されてもおかしくありませんよね。

買収を仕掛けてきている会社の社長が社員と飲んで情報を得ているとか、言いがかりをつけようというのではないでしょうか。

もしくは早乙女が網浜を交渉の場に就かせないために、策略したこととかかもしれませんね。

ジェームズと仲がいい網浜が交渉の場に就けば、相手有利に話を進めようとする可能性があるからとか言えそうですし。

どちらにしても網浜にはあとがなさそうです。

せっかく就職できたというのに、またいられなくなるんでしょうか。