増田ちひろ/裏地ろくろの作品『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』の第3話のあらすじと感想をまとめました。
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『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』第3話『始まりの日』ネタバレ
深月は平穏に暮らしていた最後の日のことを思い出します。
お風呂から上がり弟の髪を拭いていた深月は、テレビから流れる暴動のニュースが気になっていました。
すぐ近くで起こった暴動に父親が困惑していると、防災無線から避難勧告の緊急放送が流れます。
車で避難しようとする父親に、深月は歩いていった方がいいと提案しますが、父親は車の方がいいと譲りません。
そこに幼馴染の敦史がやってきて、自分たち家族も避難することにしたと言います。
出発した深月たち家族の車は渋滞で一向に動く気配がなく、車を乗り捨てて歩くことにしました。
深月たちが車から荷物を取ろうとしていると、先ほど避難すると言っていた敦史の家の車がUターンしてきます。
この重体だから車だけ置きに帰るかもしれないとのんきに考えていると、敦史の家の車は人を撥ねてしまいました。
急いで救助しに行こうと深月たち家族が走って近づくと、敦史たち家族の車にゾンビが襲い掛かります。
目の前で起きていることが分からず呆然としている深月にもゾンビが襲い掛かり、庇った父親から逃げろと言われました。
深月は弟2人の手を引き、必死でスーパーに逃げ込んだのです。
逃げ込んだスーパーには当初、数人の避難民がいました。
シャッターの音を叩く音に警備員は、中に入りたいならそう言ってと叫んでいます。
深月はシャッターを叩いている人たちは普通じゃなかったから入れないでと、警備員にお願いしました。
警備員もそのことはわかっていて、警察が来るまでの辛抱だろうと言います。
しかし3日経過しても警察が来ることは有りませんでした。
テレビからの情報では、感染した者を狂暴化させる病が広がったせいで暴動になったと言っています。
警備員は屋上からSOSの布を吊るした後、深月が止めるのも聞かず自分は救助を呼びに行こうと思うと出ていきました。
警備員はそのまま帰ってくることはなく、そのうちテレビも映らなくなり、携帯の充電も切れて情報を得ることができなくなったのです。
食料にも不安を感じるようになった深月が寝ていると、同じように避難している男が深月に近づいて来ました。
身の危険を感じた深月は、他の人が出ていくときに自分たちも出て行こうと決心して………。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』第3話『始まりの日』感想まとめ
最初は何人もスーパーにいたんですね。
その避難していた人間で協力し合えば、何か逃げる方法があったかもしれないのに残念なことです。
深月の両親や逃げた人はみんなゾンビ化しちゃったんでしょうか。
敦史は車に乗ってなかったようなので、うまく逃げたということはないですかね？
・・・小さな希望ですよね。
外に希望があると信じて逃げようとした深月はゾンビに襲われてしまいました。
しかも親切にしてくれていた警備員に。
武村がかばってくれたおかげで助かりましたが、ちょっと軽率ですよね。
自分だけならともかく、小さい弟たちがいるんですから、もう少ししっかりしてほしいものです。
まあ、武村はゾンビに襲われない体質（？）なので命は無事でしょう。
武村が襲われない理由や、ゾンビが増えた理由など、まだまだ分からないことばかりです。
武村の血を飲ませたら、深月たち姉弟も襲われないようにならないですかね。
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