『火祭り村』の全話ネタバレまとめがこちら↓
猪爪ケイ/enemの作品『火祭り村』の第11話のあらすじと感想をまとめました。
《『火祭り村』の第10話ネタバレおさらい》
間一髪で仮面の男達から逃げ切ることができた風斗。
警察に通報するも、風斗が空き巣犯として指名手配されてしまい、建物の影に身を潜め様子を窺っていると、風斗のスマホに共行から着信があり… ?!
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『火祭り村』第11話ネタバレ
共行の首元に鎌が当てられ、汗をかく共行。
あれ?と言いながら鎌を下ろして声をかけてきたのは少年でした。
少年は不審者かと思ったら共行さんですか、と声をかけてきます。
共行が俺のことを知っているのかと少年に尋ねると、少年は生贄選出の時に自分から生贄に立候補して感動した。と言います。
少年は、自分の名前は伊作優吾で、兄の正吾と一緒に牢屋奉公をしている。と言って、共行に握手を求めます。
共行は少年の握手を求める手を見て冷や汗をかきながら握手をします。
共行と握手をして嬉しそうな優吾は、共行の手を上下に大きく振って握手をします。
握手をし終えた優吾は、それでこんなところに何の用か。と共行に尋ねます。
共行は、生贄になる渋沢とホムラ様の偉大さを二人で語り合おうと思って・・と適当な理由をつけます。
少年はとても冷たい目で共行を睨みます。
共行の話を聞いた優吾は、微笑みながらわかりました。どうせこの村からは出られないので、ゆっくり二人で語り合ってください。と言い、牢屋の鍵を開けます。
共行と牢屋から渋沢が洞窟の出口へと歩いていくと、優吾が後ろから、あなたは良い人ですね。善人は好きですよ。と声を掛けてきます。
風斗が車に乗っています。
風斗は、先日の共行との電話での会話から発信源を特定して、火祭り村の所在は確認することができ、車で火祭り村へと向かいます。
また、警察の無線を盗聴していたので検問も迂回することができ、この調子だと夕方には火祭り村に着くことができそうだと思っています。
風斗は共行の顔を思い出しながら、共行は俺の大事な友達だ・・・それに・・・。とまだ少年時代の友行の頭を抱える一人の女性を思い浮かべながら、あの人に頼まれたから絶対に俺が助けてやる。と考えます。
風斗がフロントミラーを確認すると、後ろに黒のボックスかーが一台走っていました。
地元の車か・・・と風斗が考えていると、ボックスカーの助手席の窓が開き、そこから銃を持った人が風斗の車を狙撃します。
狙った銃弾が風斗のサイドミラーに当たり、風斗が自分が銃で狙われていることに気づきます。
後ろを確認すると、ボックスカーに乗っていたのはヤ◯ザで、風斗は火祭り村は警察だけでなくヤ◯まで動かせる存在だと言うことに驚きます。
銃弾は風斗の乗る車のタイヤに当たり、車はスリップしてそのまま崖から落ちてしまいました。
崖の上からヤ◯ザ達が車から降りて、下に落ちた風斗の車を確認します。
エアークッションの上に血だらけになった風斗がいます。
ヤ○ザたちは車に乗り込み、その場を去っていきます。
共行と渋沢は神人家の端までやってきました。
渋沢がドアにかかった鍵を開けながら、この村の鍵はほとんど自分が作ったものだと言います。
渋沢は外にいた時は錠前職人で合鍵の製作はお手の物だと言って、いつか逃げ出す時のために合鍵を作って森に隠していた。と言います。
神人家の中に入った共行と渋沢ーーー
渋沢が、この廊下には見覚えがあるから、このまま進めば外に出られそうだ。というと、共行はそろそろ自分は村に戻ろうと思う。と言います。
渋沢が、一緒に逃げないのか。と共行を誘うと、共行はまだ村でやり残したことがある。と渋沢の誘いを断ります。
渋沢はわかったよ。とついてきてくれたことにお礼を言い、合鍵を共行に渡します。
逃げる渋沢と見送り、共行は火那子の元へ戻っていきます。
神人家の中で人に見つからないようにしながら歩いていく共行は、ドアの前に蝋燭が立つ不気味な部屋を見つけました。
共行は中が気になり見てみると、そこには掛け軸の前に鏡が置かおり、掛け軸を見た共行は、これがホムラ様なのか・・・?と独り言を言います。
すると、後ろから共行さんの名前を呼ばれます。
後ろを振り向くと火那子が立って、なぜここにいるのか?と尋ねてきました。
共行が火那子こそなぜここにいるのか。と尋ねると、火那子は掃除のために来たと言い、もう一度共行はどんな用事でここにきたのかと尋ねてきます。
そんな火那子の後ろでは、渋沢がまだ村から抜け出せず、神人家の庭を彷徨っていました。
火那子から神主からの許可は得ているのか、と聞かれた共行は、興味本位で中が見たくなって・・・と答えながら、目で渋沢を追っています。
話しを逸らそうと共行が、ホムラ様の絵に7の数字が入っている理由を火那子に聞きます。
火那子は嬉しそうに、7はホムラ様にゆかりのある数字を意味していること。ホムラ様は主神が7番目に産み落とした神様であったこと。だから火祭り村では7と言う数字を大切にしていることを説明します。
話しを聞きながら共行は目で渋沢を追っています。
共行の視線が後ろにあることに気づいた火那子が後ろを振り向き、渋沢の姿を発見します。
火那子が渋沢がここにいる事に驚き、咄嗟に共行の顔を見ます。
火那子が大声でここに逃亡者がいることを叫びます。
共行が自分の身を案じて、急いで火那子に声をかけようとすると、火那子の口からは、逃亡者は一名、渋沢のみだと伝えられます。
共行が火那子の言葉に驚いていると、火那子は悲しそうに共行にここで何をしていたのか。と尋ね・・・。
『火祭り村』第11話感想まとめ
やっと火祭り村の存在が風斗に伝わり、助けにきてもらえそうだったのに、風斗が火祭り村から命を狙われる展開になってしまいました。。
あともう少しで共行と再会できそうだったのに、ギリギリの所で火祭り村の息のかかった人から妨害されてしまいましたよ。
風斗は崖から落ちて頭から血を流していましたが、体は大丈夫なのでしょうか?
共行を火祭り村から助け出してくれるのはもう風斗しかいないので、どうにか無事でいてくれることを祈るしかないのですが。
共行は火祭り村で生贄になろうとしている渋沢を牢屋から助け出し、外の世界へと逃げる手伝いをしますが、ギリギリのところで火那子に見つかってしまいます。
こっちもあと少しなのにーーーと読んでて自分までハラハラしちゃいました。
結局最後捕まってしまったのですが、このあと渋沢はどうなるんでしょうね。
きっと二度と逃げられないように更に厳重に監禁されて、生贄として殺されてしまうんでしょうね・・・。
本当に理不尽な村ですが、こんな村に入ってしまった共行がこの先無事にげることはできるのか、気になります。
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