マンガMeeで掲載中の『氷の城壁(阿賀沢紅茶先生)』第91-100話のネタバレと感想をまとめました。
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『氷の城壁』第91-100話あらすじのネタバレ
◆91話 文化祭が始まって
夏休みも終わり文化祭が始まると、小雪たちの演劇は大盛況で終わりました。
皆で記念写真を撮っていた美姫たちですが、湊と小雪にも一緒に撮影することを勧めます。
そこに優希がやってくると、湊に本当に桃香が好きで、幸せなら良いと言います。
それを聞いていた陽太が、湊は本当に今幸せなのかを尋ねると・・。
◆92話 好きな気持ちは消えなくて
桃香のクラスのパンケーキを食べていても、味を感じなくなっている湊は、自分の変化に戸惑います。
文化祭を回っていると、桃香と一緒に歩く湊を見つけてしまいます。
美姫たちは湊以外にも良い男はいるのだからと、小雪を励ましますが、それでも小雪は湊の事を諦める事ができないのです。
教室に戻ると、舞台で関われなかったクラスメイトが、端の方で固まっています。
それを見つけた湊は、すかさず彼らの所に行って話しかけると・・。
◆93話 自分の気持ちに整理が付いた小雪は
湊と話すことで、自分の湊への気持ちに整理が出来た小雪ですが、翌日桃香に呼び出されてしまいます。
待ち合わせの場所に行くと、待っていた桃香からは、湊とは距離を置いて欲しいというお願いでした。
小雪がいると不安になる桃香は、どうしても二人を離したかったのです。
小雪は桃香の願いをあっさりと受け入れ、もっと湊を信用してあげて欲しいと頼みますが・・。
◆94話 足りないなにか
桃香は、小雪がもし湊を好きだと言ったらどうするのか、湊に尋ねます。
そして、どうしても不安だと言う桃香は、小雪との距離を置いてくれと頼みます。
桃香とは真剣に付き合っていこうと決めた湊は、湊なりに精一杯彼女の願いを叶えてきたつもりでしたが、桃香にはまだ足りないようです。
万が一、小雪が自分の事を想ってくれていたとしても、小雪から言われた感謝の言葉だけで、湊は十分だと思っています。
そんなある日、学校に行こうとした湊は、家で体調がおかしくなってしまい・・。
◆95話 久しぶりの兄に
病院から戻ってくると、そこには出て行った兄が家に上がり込んでいました。
印鑑を取りに来たという兄ですが、湊の事を心配しています。
自分のせいで湊は空気を読む性格になってしまったと、兄は謝ります。
兄が帰ったあとも、兄に言われた言葉が頭の中を駆け巡る湊は、今までしてきた自分の正義が実は違う事に気がついてしまい・・。
◆96話 傷心の湊
もうすぐ来る湊の誕生日に、何かをしてあげたいと考える小雪ですが、桃香の手前何なら良いか考えては躊躇っていました。
学校に行くと、湊の友人達が桃香と別れた話題をしていて、驚く小雪ですが、湊の様子はいつもの恋の終わりとは違っています。
かなり落ち込む様子の湊に、陽太はもちろん美姫まで声をかけることが出来ていません。
美姫は何とか湊を励ましたいと考えますが、初めて人を振った湊の心の傷は深いと察した小雪には何も思いつかず・・。
◆97話 桃香との別れ
今まで自分から別れ話をしたことのなかった湊は、初めて振られた女の子達の気持ちが分かってきます。
自分はいつも受け身で被害者側にいて、自己満足の世界にいたのです。
そしてその行為は、自分の空っぽの心を埋めるためだけの、道具にすぎなかったのです。
そんな自分が嫌になり、桃香に別れ話を切り出すと、桃香からは全てを否定するなと言われてしまいます。
湊に別れ話を切り出された桃香もまた、湊との関係に疲れてしまっていたのです。
◆98話 美姫の変化
秋が近づき、湊の友人達から元気のない湊を元気づけるために、サプライズの誕生日会をしようと話が持ち上がります。
皆で話し合いをしていると、部活終わりの陽太がやって来ます。
近頃、今更ながら陽太を意識してしまっている美姫は動揺してしまいます。
皆と別れ、陽太と二人きりになってしまった美姫は、今までしたことがないくらい緊張してしまい・・。
◆99話 自己嫌悪
陽太への気持ちに気がついてしまった美姫は、陽太のことばかり気になってしまいます。
小雪もまた、湊が桃香と別れたと聞いて、自分の気持ちが抑えられなくなってきました。
そんな中、桃香と別れたことで、1年生の間で誹謗中傷されるようになった湊は、自分の事が嫌いになってしまいます。
今まで人と関わるのが好きだったはずの湊ですが、今は誰かといるのに疲れてしまうのです。
そんな湊に声をかけてきたのは・・。
◆100話 心の鍵
一人自己嫌悪に陥っていた湊を追いかけてきたのは、小雪でした。
誕生日プレゼントを渡してくれた小雪の思いに、湊の心の鍵は崩壊し、涙が流れてしまいます。
すると、遠くから人が来るのが聞こえてきたので、公園に逃げ込みます。
小雪は、少しでも湊の心に寄り添いたいと思い、もし湊が今、自分を責めていて、心の換気ができないのであれば、自分が換気を手伝うと言います。
そしてかつて自分もそうだったのだと、語るのでした。
美姫の瞳の奥に映る陽太と、夕焼けがキレイな一コマなので、見逃せない一コマです。
また、小雪によって湊が閉ざしていた心の鍵が壊れるシーンでは、湊の心の動きを鍵が壊れるイラストとリンクして、より感動的に感じるので、見所です。
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『氷の城壁』第91-100話あらすじ感想
◆文化祭
文化祭のシーンでは、皆がとても楽しそうにしている雰囲気が伝わってくるイラストでした。
特に美姫と小雪達が写真撮影をするシーンでは、黒子の服装をした小雪と月子の、背の小さいコンビがめちゃくちゃカワイイです♪
黒子服を着ているのに、しっかりどちらが誰かが分かるように描かれていて、ホッコリしてしまいました。
文化祭の出し物で、陽太は魔法の絨毯約だったのですが、このビジュアルの高さが笑えてしまいました。
完璧な絨毯姿ですwこの説明はなかなか言葉では難しいので、ぜひ漫画内のイラストで見て欲しいと思います。
体育館の出し物を見に行った、小雪と美姫と月子の前に湊が桃香を連れて歩いてきたのですが、その時の小雪が溶けてしまうシーンが、ユーモラスに描かれていて面白かったです。
そこに追加して陽太が現われたことで、美姫まで溶けてしまって、妖怪が2匹いるみたいに描かれていて、笑ってしまいました。
高校生時代の文化祭って、本当に青春そのものって感じがして、懐かしく感じました。
久しぶりに高校時代に戻ったような感覚が戻ってきて、読んでいて一緒に楽しめました。
◆湊の心
優希がやって来て、桃香と付き合って湊が幸せなら良いと言われるのですが、この話を聞いていた陽太は、湊に本当に幸せなのか尋ねました。
どう見ても湊が幸せそうではないんですよね、長年一緒にいる陽太なら気がついていたと思います。
桃香と付き合うことで、自分の小雪への思いを閉じたことで、湊はどんどん心の鍵を固くしていった気がします。
本人はまだそれに気がついていなくて、ただ心の中がモヤッとしている感じみたいです。
でも身体って正直ですよね、こうやって無理していれば少しずつ心が蝕まれていって、闇に包まれていくと、身体的に異常がでてくるんですね。
せっかくのパンケーキですら、味がしなくなっているなんて、病気なんですよ。
こんな状態になったのには、桃香からのプレッシャーも相当合ったのではないかと思います。
湊は付き合うときに、好きな人がいるって言っていたのですから、自分の事を好きかを聞いたりするのは、湊に好きを強要しているように感じてしまいました。
湊なりに、一生懸命桃香に向き合っていると思うんです、でもその向き合い方は、正しくなかったのではないでしょうか。
湊の向き合うは、桃香の要求に応えること、になっていたように見えるんです。
頑張って要望に応えても尚、桃香は不安だと言い、小雪と距離を置くことまで要求してきたのです。
こんな事をしているから、身体が悲鳴を上げてしまったんだと思います。
それに湊が気がついていないので、誰か気がつく人はいないのか、せめて陽太に気がついてあげて欲しいと思いました。
◆不法侵入者?!
ここで初めてお兄さんが正式に登場しました!
お兄さんの登場、インパクト強すぎますw
イカツイ雰囲気でサングラス姿って、不法侵入者かと思いましたよw
昔は姉と兄は仲が悪かったということは、何度か湊の回想シーンででてきていましたが、今はどうなのでしょうか。
ここは二人とも大人になったんですね、ケンカもせず挨拶が交わせるほどになっていました。
こうやって兄妹が並ぶと、湊は末っ子なんだなと感じます。
お兄さんは湊がストレスで参っていると聞くと、きちんとアドバイスをくれました。
家を出ていても、こうやって心配してくれるお兄さんや、何だかんだと文句を言いながらも湊を病院に連れて行ってくれるお姉さん。
湊は兄弟の優しさに気がつかなかったのかもしれませんね。
親からお兄さんが叱られたり、お兄さんとお姉さんが言い争っているのを見ているうちに、湊は良い子を演じるのが上手になってしまったのだと思いました。
お兄さんと話すことで、子供時代から感じていた自分の感情と、湊は初めて向き合っていました。
このことで、湊は自分の心に少しだけ気がつくようになったので、良いきっかけになったと思います。
それにしてもこのお兄さん、サングラス外すと、とってもイケメンでしたw
◆桃香と別れた湊は・・
自分と向き合った結果、桃香と付き合ってはいけないと感じた湊は、桃香と別れてしまいました。
もう限界だったんですよね、見ていてもわかるくらい無理していましたから。
これは湊のためでもあり、桃香のためでもある選択だったと思います。
辛い別れだったかもしれませんが、必要な別れでした。
別れてしまった湊は、いつもとは少し違っていました。
今までの湊は彼女と別れてもケロッとしていましたからね、こんなに塞ぎ込んでいる様子は初めてで、周りの皆も焦っています。
今回は湊から別れを切り出したという点で、今までとは違っているんですが、ここで初めて別れを告げる苦しみを知ったようです。
小雪を好きになって、真剣に桃香と付き合おうとして、真剣に別れを選んだ結果ですが、湊にとって自分から別れる選択をしたということは、彼の人生では大事な事だったと思います。
このまま人を傷つける事の重みを感じずに人生を歩むより、自分の選択で誰かが傷つくことがあるというのを知るチャンスだったと思って欲しいです。
それにしても、周りの友人は皆優しいです。
元気のない湊のためにあれやこれやと、元気づけようと考えてあげるのですから。
すごく人に恵まれていると思いますが、これって湊が自分で築いてきたものなのですよね。
それに気がついてくれたら良いのですが、いつ気がついてくれるでしょうか。
◆美姫の変化
陽太とは友達に戻ったはずの美姫ですが、今度は美姫が陽太を意識し始めます。
今更ですかというツッコミをしたくはなりますが、小雪と湊の関係などを知って、小雪から言われた言葉などを、自分に置き換えてしまったら、陽太を見る目が変わってしまったんですね。
元々陽太の事は人として好きだったわけですから、恋に変わっていくのは不思議ではないとは思います。
陽太との帰り道のシーンでは、夕焼けがキレイな背景の中、笑っている陽太を見て、美姫は改めて陽太が好きだなと感じるのですが、この背景がとてもキレイで、美姫の感情を映し出すのには最高の演出だったと思います。
陽太を見て恋心を認識する美姫の瞳が美しすぎて、見入ってしまうほどでした。
美姫の陽太を見る目が恋する乙女になっているのも、なかなかレアで可愛かったです♪
◆心の鍵が壊されて
桃香と別れたことで、誹謗中傷を受けはじめた湊は自己嫌悪に陥っていました。
小雪が心配していたことが起きていました。
自分自身のしてきたことを、全て否定してしまっていて、自分が嫌いになってしまったようです。
別に湊のしてきたこと、全てが悪かったと思えないのですが、湊は暗い闇に落ちてしまったんですね。
湊が声をかけたことで救われた人も沢山いたし、実際には小雪だって救われた一人ですし、それが結果的に湊の自己満足だったりしたのかもしれませんが、全てを否定しないで欲しいなと悲しい気持ちになりました。
そんな自己批判をし続けていた湊の前に現われたのは、小雪でした。
小雪の言葉に一瞬で湊の心の鍵が壊れていったのですが、やっぱり湊に必要だったのは本当の愛だったのかなと思う瞬間でした。
小雪が来て、声をかけただけで救われた気分になったのは、湊が本当に小雪の事が好きなんだなと改めてわかりました。
そして、小雪は自分自身の経験から湊を励ますのですが、陽太の時と言い小雪の語彙力が素晴らしすぎます!!
陽太の時は心の煤と表現していましたが、今回は心の換気と例えるんです。
どれだけ心の闇を例える言葉を知っているのだろうと、感心してしまいました。
そんな小雪の言葉に、心の鍵を壊された湊は、この先小雪への思いをどうしていくのでしょうか?
そして、一度は手放してしまった湊の手を、小雪は掴むことができるのでしょうか・・。
気になる続きを早く読みたいですね!
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