スターツ出版文庫で掲載中の『鬼の花嫁~運命の出逢い~(クレハ先生、白谷ゆう先生)』のネタバレと感想をまとめました。
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『鬼の花嫁(小説)~運命の出逢い~』第1巻ネタバレ
◆妖の事情
場面は、世界大戦を終えた日本のシーンです。
多くの甚大な被害を受けた各国ですが、そんな中で日本は、今まで存在を隠して生活していた妖たちが力になってくれたことで、国を再建していきました。
魅力的な容姿と、人間にはない強い力をもったそんな妖たち。
そうして、そんな妖たちですが次第に色々な事業にも参戦し、ある程度の地位を確立していく妖たちも多くない現状でした。
それから、妖たちは人間から花嫁を選ぶこともあり、一方で、そんな優秀な妖たちの花嫁に選ばれるのは多くの女性たちの憧れでもありました。
特に、妖たちの中でもトップレベルの実力と容姿を兼ね備えた【鬼の花嫁】は、誰も憧れる存在だったのです。
◆柚子の事情
柚子は最近、付き合っていた恋人でもある斎藤大和(さいとうやまと)に突然、振られてしまいました。
そんな理由ですが、なんと大和が柚子の妹でもある花梨(かりん)に惹かれてしまったというもので、花梨は甘え上手で愛想が良く誰からも好かれる存在でした。
ですが…いつだって柚子は、そんな妹の存在に悩まされています。
元々、柚子の両親たちは、柚子よりもずっと可愛い花梨の存在に夢中であり、柚子は物心ついた時からずっと、家での関係に悩んでいました。
特にそんな両親の態度が顕著になり始めたのが、妹の花梨が妖狐の花嫁に選ばれた時で、両親は可愛い花梨だったらきっと妖の花嫁になれると、親戚たちに借金をしてまで花梨を妖の学校に送りました。
そこでは、無事妖狐の花嫁に選ばれた花梨。
勿論、そんなことに両親も喜ばないわけはありません。
今はもう、そんな花梨を選んだ妖狐である狐月瑶太(こづきようた)によって、両親たちが抱えていた借金も返済できたほど、瑶太の家からの支援も凄いものです。
全ては【花嫁として選ばれた】ため、両親からも周りからも褒め称えられる花梨。
結局、そんなこともあって両親たちは余計に柚子を気にかけず、家の食事の支度や家事などを押し付けるようになったのです。
◆逃げ出したい
柚子にとって、そんな生活はもううんざりでした。
なにより、今回1番のきっかけになったのは、柚子が大事にしていた祖父母からもらったワンピースを花梨に、強引に渡すように告げられたシーンです。
大切な祖父母からのワンピースを渡したくなかった柚子ですが、結局、花梨も引くことはなく、結局取り合いになったワンピースは破れてしまいました。
しかしそこでは、両親がやって来た際にも全ては譲ってくれなかった柚子が悪いと泣きじゃくる花梨。
するともちろん、両親が味方するのは花梨の方で…?
結局、我儘に鳴り続ける花梨に、その日、柚子は我慢できずに平手打ちをしてしまいました。
その瞬間、顔つきが険しくなる瑶太。
妖たちは自分の花嫁に執着しており、自分の花嫁を傷つける存在を誰にも許さないからです。
そんなこともあって、柚子は瑶太によって炎で腕を焼かれてしまい、堪えきれなくなった柚子はそのまま家を飛び出して…?
そんな柚子ですが、家を飛び出しても行き場所はありませんでした。
祖父母にもらった大事なワンピースは破れてしまい、そんなことから申し訳なくて祖父母の元へも迎えず、結局行き場のない柚子は、1人で腕の痛みを堪えるしかなかったのです。
ですが、そんな風にして沈んでいる柚子の元へは、花嫁だと告げてくるとある妖が現れました。
妖の中でもトップレベルの鬼の存在。
柚子に花嫁だと近づいてきたのは、鬼の中でも名門の鬼龍院玲夜(きりゅういんれいや)で…?
◆鬼の花嫁
玲夜の花嫁になった柚子ですが、玲夜の協力もあり両親から離れ、祖父母と養子縁組をして、元両親とは縁を切ることにします。
そこでは手続きのためにも、1度は家出した実家へと帰る柚子。
そうして、そんな養子縁組に関してはトラブルがありながらも、玲夜に守られるようにして、柚子は無事、両親とは縁を切ることが出来ました。
一方で、花梨の方は柚子が鬼の花嫁に選ばれたことを気に入りません。
柚子が妖の花嫁というだけなく、鬼の花嫁に選ばれたことが気に入らない花梨。
そんなことから、花梨は瑶太にお願いして、柚子に危害を加えようとするのですが…?
そんな瑶太ですが、家の事情もあり妖界のトップである玲夜の花嫁に手を出すことは…殆ど難しい地位にいました。
しかし、妖たちにとって自分の花嫁の存在はなによりも1番で、花梨のお願いもどうしても聞いてあげたいと考える瑶太。
陽太はそんなことから、酷く悩んでいました。
◆高道と玲夜の関係
場面は、いつもは冷静な玲夜の側近である高道のシーンなのですが、高道は柚子のことを気に入っていません。
そもそも、高道にとって玲夜は盲目的に崇拝している存在で、そんな玲夜が平凡で、特に才能もない柚子を花嫁にしたことが気に入らないのです。
花嫁は本能的なものだとわかっていても、こんな平凡な柚子が相手だったら、以前の玲夜の婚約者で鬼の一族の中でも力を持った女性である桜子(さくらこ)と関係を持っていた方が良かったなんて考える高道。
そうして、そんな話を聞いた桜子も【とある事情】から動き出して…?
次第に妖たちの中でも、玲夜に柚子もふさわしくないなんて噂が流れ始めました。
そんなこともあって、桜子は柚子に対して、玲夜には【ずっと前から想い合っている人がいる】なんて台詞を告げて牽制するのです。
それだけでなく、話を聞いてやって来たのは花梨も同じで、花梨は柚子に対して、早く花嫁を辞めて元のように一緒に暮らそうと告げてきました。
そうすれば、花梨は柚子に対して嫉妬を感じなくて済むのです。
結局、そんな噂を聞いて、自分は玲夜にふさわしくないと考えてしまった柚子。
しかし、実際の玲夜は柚子のことをそんな風に考えたことはありません。
運命的に出会った柚子の存在は特別で、誰にも手出しされたくないと考えている玲夜。
ですが、全ての元凶となったのが桜子のとある性癖によるもので…?
◆元の関係に
トラブルが多くありながらも、お互いに思いを伝えあった玲夜と柚子。
一方で、花梨を思い、柚子を傷つけるようにして動いた瑶太は、妖狐の一族の当主から花梨とは別れるよう命令をされます。
それほどまでに瑶太の行動は目に余り、花梨とその両親に関しては遠く離れた土地で暮らすこととなりました。
鬼の花嫁として玲夜に愛されることとなった柚子。
ですが、ラスト、そんな柚子の元に以前恋人だった佐々木がやってきて…?
玲夜には他に好きな人がいるからと知り、玲夜の側にいることに悩みを抱えている柚子。そんな感じで、柚子が幸せになれるのかとお話は凄くハラハラした展開でした!!
『鬼の花嫁(小説)~運命の出逢い~』第1巻感想まとめ
小説版1巻は、柚子と玲夜の出逢いのシーンからです!!
それもこのお話の設定で最高なところって、妖にとって花嫁はなによりもかけがえのないものということなんです!!
そもそも、花嫁は妖たちは出会った途端に分かる相手であり、本能的なものみたいなんですよね。
花嫁自身は分からないものの妖にとっては唯一の相手で、そんな花嫁に執着する。
そんなところが最高でしたし、花嫁である柚子のためならと玲夜が多少暴走しちゃうのも見ていてドキドキのシーンかなと思います!!
それから、今回、同じく花嫁の存在で言えば、柚子の妹である花梨とその相手である妖狐の瑶太の登場がありましたが、今回ポイントになってくるのは、瑶太は花梨がどんな我儘を話しても、本能的な部分で全部花梨の味方をしてしまうんです!!
理性的に考えると、柚子の相手である玲夜とは対立したくないのに、花梨が望むから玲夜と対立する立場に立ってしまう。
そんな感じで、色々振り回されちゃう瑶太は今後も注目していきたいキャラです!!
次の巻のお話も楽しみですね!!
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