モンスターコミックスfで掲載中の『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！(橘皆無/彩戸ゆめ先生)』第12巻のネタバレと感想をまとめています。
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『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』第12巻あらすじネタバレ
♦浅はかなエドワード
王国では、マリアベルを側室に迎えると知りエドワードの部屋を訪れたアネット。
ショックを受けたアネットは、弱音を吐いてしまった事を謝ります。
不安そうなアネットに、エドワードは真実の愛の相手はアネットだけだと宣言。
マリアベルを側室に迎える事も、彼女を帝国から救う為だと信じ込んでいました。
♦騒動の黒幕
一方レナートたちは、一連の陰謀を企てたのがダンゼル公爵だと確信。
しかしサイモンが何を考え協力するのか分からず、一行は戸惑います。
国王の安否も不明な今、皆で王国へ乗り込むのが一番の解決法だと考えた一行。
当たり前に行けば妨害されると考えた一行は、バークレイ侯爵家と親しいガーディナ大公家を頼る事にしました。
ガーディナ大公家には国王の甥でエドワードと従兄弟にあたるセドリックがおり、マリアベルを慕っている彼なら協力してくれるはずです。
セドリックも協力したいと申し出ている事を聞いたマリアベルは、思わぬ味方の登場に喜ぶのでした。
♦側室話が出た理由とは…
翌日、側近のケインと雑談していたセドリック。
すっかりサイモンに操られているエドワードに呆れながら、どうしてマリアベルを側室に迎える話が上がったのかと疑問に感じます。
ケインはいくらエドワードでも帝国の情報ぐらいは把握していると考えていましたが、セドリックの考えは異なっていました。
マリアベルを追い出して以来、エドワードの側近はダンゼル公爵と近い者で囲まれています。
さらにエドワードあての書状は全てサイモンが目を通していると事に気付き…？
現国王の甥にあたり、幼い頃から王族としての教育を受けてきたセドリックなら、王位を継ぐ可能性も十分にありますよね。
幼くても聡明で思慮深く、エドワードよりも余程王として相応しいと感じました！
特にサイモンの企みについて暴くシーンは、彼の聡明さが目立つので必見です！
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『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』第12巻あらすじ感想
♦サイモンの謎
前話では、サイモンにそそのかされたエドワードが暴走し、マリアベルを側室に迎えようと画策。
理由も聞いて呆れましたが、アネットとのやり取りを見るとあまりの浅はかさに言葉を失ってしまいました。
いくら真実の愛を見つけたからといって、一つの王国を治める者がこんなにも流されやすい人物で大丈夫なのかと心配になります。
マリアベルがエドワードの側室になる事などありませんし、アネットに王太子妃の器があるとは思えません。
肝心のエドワードはサイモンの言いなりですし、王国の未来が危ぶまれますね…。
ここで一番気になるのが、サイモンの目的。
レナートたちは一連の騒動の黒幕はダンゼル公爵だと考えていましたが、サイモンが彼に協力する理由は何でしょうか。
最初はマリアベル自分の妻にしたいのかと思っていたのですが、側室として差し出すのなら、夫婦としていられるのはほんの僅か。
愛する女性をエドワードの側室にするなんて、普通は耐えられませんよね。
こんな事をしてもサイモンには何の利益もないように思うのですが…彼の目論見もいつか明らかになるのでしょうか？
♦セドリックの登場
騒動を治めるには、国王の力を借りるしかないと考えたレナートたち。
偽の書状が届いたと同時に病に伏せた国王ですが、果たして無事なのかも気になります。
あまりにもタイミングが良すぎますし、これも誰かに仕組まれたもののような気がしてなりません。
国王にさえ会えれば偽の書状の事も解決できますし、ここはもう会いに行くしかないですよね！
正面から進めば妨害されると考えた一行は、バークレイ侯爵家と親しいガーディナ大公家を頼る事に。
前話で少しだけ登場したセドリックですが、幼いながらも聡明で、人の上に立つべき器だという事が一目で分かります！
さらに国王の甥でエドワードの従兄弟にあたり、王位継承権第2位。
側近のケインとのやり取りを見る限り、エドワードよりもよほど王の器に相応しいと感じました。
作品の中盤では、エドワード宛ての書状は全てサイモンが目を通している事に気付いたセドリック。
まさか、サイモンはレナートとマリアベルの婚約についても情報を捏造してエドワードに伝えているのでしょうか。
ただでさえ頭の弱いエドワードですし、偽の情報なんて与えられても気付くはずもありませんよね。
ダンゼル公爵にサイモンに…悪意のある者に利用されまくるエドワードが心配になりました！
♦ダンゼル公爵の企み
作品の最後では、ダンゼル公爵の企みやセドリックの私見も描かれています。
セドリックも優秀ですが、側近のケインがとにかく優秀で感心させられっぱなしでした！
元々はエドワードの側近だったケインですが、こんな有能な彼を手放すなんてエドワードの浅はかさが良く分かります。
エドワードとサイモンの二人よりも、セドリックとケインの二人が国を治めてくれた方が国民も安心できそうです。
セドリック自身にも考えがあるようですし、今後の展開も気になります！
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