モンスターコミックスfで掲載中の『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！(橘皆無/彩戸ゆめ先生)』第19巻のネタバレと感想をまとめています。
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『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』第19巻あらすじネタバレ
♦エドワードが北の地へ
エドワードが王位継承権を捨てしばらく経ち、新天地へと向かう彼を見送る為のパレードが開かれました。
王位を捨ててまで“真実の愛”を貫いたエドワードを、民衆たちは真っ赤な薔薇で祝福します。
薔薇は二人を一躍有名にした劇中でも“愛の象徴”とされ、人々はまるで物語が現実になったかのような出来事に酔いしれていました。
しかし、エドワードたちが向かう北の地は交易を絶たれ、領民たちの生活は一変していると言います。
エドワードを憐れみ、極寒の北の地でも育つ“甜菜”という植物の種を託したセドリック。
甜菜の栽培が軌道に乗れば、領内も豊かになり安定するはずです。
マリアベルはパレードの様子を眺めながら、エドワードとアネットには支え合い、良き領主になって欲しいと願っていました。
♦新種の薔薇
その後、レナートと共にガレリア帝国へと帰還したマリアベル。
穏やかな朝を迎えたマリアベルは、レナートが待つ庭園へと向かいます。
マリアベルに愛を伝えようとしたレナートですが、フィデロ伯爵家から譲り受けた猫・メルティの邪魔が入り未遂に。
憤りを感じたレナートはメルティをあしらい追い払うと、マリアベルをある場所へ連れ出しました。
そこは皇宮にある温室の一つで、マリアベルが足を踏み入れるのは初めての場所。
レナートはそこに咲く一輪の薔薇を指すと、これは今朝届いたばかりの新種だと説明します。
そしてこの薔薇を“マリアベル”と名付けると提案して…？
アネットが明るさを取り戻したのに対し、エドワードが明らかに引きつっている事が気になりました。
本当は王位を捨てる覚悟もなく、マリアベルと元さやに戻りたいと願っているのでしょう。
二人の表情から、先行き不安になるシーンです！
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『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』第19巻あらすじ感想
♦真実の愛を貫いたエドワード
ついにエドワードとアネットが新天地へと旅立って行きましたね！
王位を捨ててまで“真実の愛”を貫いたはずのエドワードの表情が曇っている事が気になります…。
逆にアネットは憑き物が取れたかのように明るく微笑んでおり、二人の表情があまりにも対照的で笑ってしまいました！
本当はマリアベルに未練タラタラなんて、口が裂けても言えませんよね。
民衆たちは二人の門出を祝福し、盛大なパレードで送り出しました。
あの大人気劇のような展開に、きっと民衆たちも大喜びだったのではないでしょうか。
また、二人が旅立った北の地は、元々ダンゼルが治めていた領地。
極寒のため作物が育ちにくく、ダンゼルは交易を盛んに行う事で利益を得ていましたよね？
それが共和国と繋がっていた事が明るみになり交易も経たれた今、あの無能なエドワードに再建できるのでしょうか。
お先真っ暗のエドワードに極寒の地でも育つ“甜菜”を託すなんて、セドリックの優しさが身に沁みます。
かなり年下のセドリックから憐れまれ益々惨めに感じますが、この好意を無駄にしない為にもエドワードには領主としてしっかりと領地を治めて欲しいと思います！
♦穏やかな日々
一方マリアベルとレナートは、やっとガレリア帝国へ帰還。
マリアベルは学ぶ事も多く忙しそうですが、多忙な中でも仲睦まじい二人の様子が見られてほっこりしました♪
また、フィデロ伯爵家からはメルティがやってきており、あまりの可愛さに悶絶♡
これからもメルティの様子が見られると思うと嬉しいです！
マリアベルを温室に連れ出したレナートは、新種の薔薇に“マリアベル”と命名。
帝国では皇太子の結婚式の際に妃の名を付けた薔薇を贈る習慣があるようですが、なんとも素敵な習わしですね♪
また、薔薇を贈る時のレナートの言葉も素敵でうっとり…。
二人の幸せが末永く続きそうで、読者としても嬉しくなりました♡
♦あのライバルが登場！
このまま何事もなく結婚式を迎えられるよう祈っていたのですが、やはり無理でしたね。
8巻で登場したクラウディアが再登場となり、もう波乱の予感しかしません。
どうしても皇后の座を手に入れたいクラウディアはメイドを虐めたり、父親に頼み込んでレナートに取り入ろうとしたり…。
まだマリアベルとレナートが政略結婚で、愛情はないと思い込んでいるのでしょうか？
父親もクラウディアの言いなりですし、先が思いやられますね…。
最終的には“レギーナ選定”という妃の座を巡る女性陣が競い合う制度を利用して、皇后の座を手に入れようと企んだクラウディア。
とはいえマリアベルは王太子妃となる為に完璧な妃教育を受けていますし、クラウディアが敵うとは思えません。
ここは実力の差を見せつけて皇太子妃の座を守って欲しいと思います！
中盤以降はレギーナ選定の題目が明らかに。
マリアベルは西の孤児院の視察に訪れますが、ここで一体何をするのでしょうか？
一見普通の孤児院に見えるものの、なんだか怪しい点がちらほら…。
マリアベルはこの違和感に気付けるのか、お話の続きが楽しみです！
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