【ワタシってサバサバしてるから】69話ネタバレ｜懲戒免職を言い渡された網浜は！？

◆脳裏に浮かぶ出版社での最後・・・

網浜は自分が懲戒免職される意味が理解できず、冷や汗をダラダラと流します。

週刊誌をきつく握りしめた網浜は光洋出版社で会長の千堂にクビを言い渡された時のことが浮かび、既視感を覚えていました。

網浜のやったことを嘆く早乙女はため息をついて、肩を落としてうつむきます。

しかしうつむいた早乙女の顔には笑みが浮かんでいました。

実はこの週刊誌の記事は早乙女が仕組んだことだったのです。

早乙女にとって真実はどうでもよく、フォレスト社はスパイを送り込む卑劣な会社というイメージを世間に知らしめることが目的でした。

網浜は現状をどうにかしようと、ジェームズには奢ってもらっただけで悪いことはしていないと説明します。

◆ブチ切れた広瀬・・・

網浜の態度に腹を立てた広瀬はいい加減にしろと声を荒げ、机をたたいて立ち上がりました。

網浜は怒鳴られたことに納得ができません。

網浜の横に並んだ広瀬は重役たちに向かって、自社の派遣社員が迷惑をかけたことを深々と頭を下げて謝罪します。

そして滝川にいったん預からせてほしいと願い出ました。

また連絡をする約束をした広瀬は網浜を睨みつけ、網浜をつれて会議室を出ていきます。

◆呆れかえった滝川・・・

広瀬に連れられて網浜が出ていくと、会議室は静まりかえりました。

滝川はため息をついて椅子に腰かけ、網浜の非常識さに呆れかえります。

早乙女もあんな女見たことがないと同意しました。

すると滝川は早乙女をじっと見つめて、早乙女に似ていると言います。

早乙女は網浜に似ていると言われたことが納得できず、怒りを露わにしました。

滝川は早乙女の仕事ができるところは評価しています。

結果を出してくれるなら、人間性は二の次なのです。

フォレスト社への対抗策の話し合いが始まる中、早乙女は滝川のどんな人間でも構わないという言葉が気になっていました。

自分が滝川のお気に入りだと信じて疑わなかった早乙女のプライドは、網浜と似ていると言われてズタボロになります。

『ワタシってサバサバしてるから』第69話はここまで！

図書館館長

第69話では、ラストから2コマ目の網浜を思い浮かべる早乙女の悔しそうな顔を見たら、いい気味だと思ってしまいました。
以前からマウントを取るのが大好きで自意識過剰な似た者同士と思っていましたが、滝川がはっきり言ってくれてすっきりです。
網浜に似ていると言われて恥ずかしさから顔を赤くすると同時に、悔しさもにじみ出ていましたね。

『ワタシってサバサバしてるから』69話感想まとめ

◆人を見る目

滝川は網浜を非常識と言っていますが、その網浜を勧誘したのは自分だと言うことを完全に忘れていますよね。

人を見る目がなかったと言いたいところですが、早乙女のことはちゃんと見ていました。

仕事はできるけど網浜と似ている部類の人間と判断しています。

網浜と早乙女は似たもの同士だと見抜いていたと言うことで、人を見る目がないとも言い難い感じですよね。

単にお調子者で、その時だけのノリで話してしまうタイプなのかもしれません。

そのおかげで網浜のような非常識な人間を会社に招き入れることになったんですよ。

少しは反省して欲しいですが、網浜を勧誘したことどころか名前すら憶えていないので無理ですよね。

実際のところは網浜はスパイでもなんでもないただの勘違い女なので、GO GO CITYにはなんの影響も出ていません。

影響が出るのはフォレスト社の方ですから、今回ばかりは網浜は被害者と言えるでしょうね。

◆仕事ができる早乙女

早乙女の目論見通り、フォレスト社の信用を落とすことはできましたね。

滝川が仕事ができると評価しただけはあると言うことでしょう。

網浜とジェームズが一緒に飲んでいるところを写真に撮らせた(64話)のは、滝川か早乙女のどちらかだと思っていたのは当たりました。

でも目的が網浜を交渉の場につかせないためという予想は、外れてしまったので残念です。

滝川が仕事ができると評価したのは、もしかしたらこの記事を書かせたのが早乙女だと気が付いていたのかもしれないですね。

でも滝川のお気に入りだと信じていた早乙女には仕事の評価をされた喜びより、網浜に似ていると言われた屈辱の方が大きかったようです。

お気に入りじゃないと気が付いた事で滝川を恨むようにならないといいのですが。

網浜と似ていると言うことは、自分は悪くないと思う可能性もあると言うことでしょうから少し心配です。