シーモアコミックスで掲載中の『彼は『これ』は復讐ではない、と言った(高井唯人先生)』第5巻のネタバレと感想をまとめています。
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『彼は『これ』は復讐ではない、と言った』第5巻あらすじネタバレ
♦不審な影
前話では、重要ノートを手に次のターゲット・新一郎に近付き始めた龍吉。
何も知らない新一郎は、お気に入りの女子生徒・宮山を堕とす事で頭がいっぱい。
現役女子高生とのセックスを夢見ながら、意気揚々と教室へと向かいました。
教室の中には宮山しかおらず、新一郎は夜遅いから車で送って行くと声掛けします。
喜んだ宮山は素直に従い、新一郎に自宅の場所を教えてしまいました。
高校時代は優子一筋で、他の女子生徒など眼中になかった新一郎。
当時は派手で目立つ美人が好きだった新一郎ですが、今となっては宮山のような素朴な少女にそそられます。
宮山に対するいじめを解決した事で信頼を得ていた新一郎は、次の休みに堕とそうと約束を取り付けようとしました。
しかしその時、宮山は窓の外に不審な人物を発見し怯え切ってしまいます。
外に“仮面を被ったお化けがいる”と訴える宮山に驚いた新一郎は外を確認しますが、既に人影は消えていました。
♦新一郎の暴走
あれから数日後、当時の事を思い出しながら怒り心頭の新一郎。
あの日宮山はすっかり怯えてしまい、結局休日のお誘いもできませんでした。
さらにあの日以来怯えた宮山は学校を休んでおり、新一郎は“現役女子高生とセックスする”という目標が達成できず荒れていました。
腹を立てた新一郎は宮山をいじめていたグループに近付くと、仮面をつけて脅したのはお前たちかと詰め寄ります。
しかし、いじめグループは新一郎にお灸を据えられたせいで、今では宮山との接触を避けているとの事。
言いがかりだと決めつけられた新一郎は、益々不満を募らせていきました。
その頃、家で休んでいた宮山の元に、見知らぬ人物からのメッセージが送られてきて…？
この直後のシーンでは新一郎の本音が1ページにわたって長々と描かれており、あまりに身勝手な本音に呆れ果ててしまいました…。
かなり長文で描かれていますが、この男が本当にセックスの事しか考えていない事が分かり失笑。
新一郎の身勝手さや未熟さが伝わり、救いようのないクズだとよく分かるシーンです！
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『彼は『これ』は復讐ではない、と言った』第5巻あらすじ感想
♦第二のターゲット
前話では、お気に入りの女子高生を堕とそうと企む新一郎に近付き始めた龍吉。
和馬の時は目を覆いたくなるほど残忍な方法で制裁を加えた龍吉ですが、今度はどんな方法で復讐を果たすのか、考えただけでゾクゾクしますね！
きっと自分が受けたいじめになぞって復讐を遂げていくと思いますが、新一郎が龍吉にどんな仕打ちをしたのかも気になります。
この新一郎という男が本当にクズで、読んでいるだけでイライラ…。
きっと素人童貞だと思いますが、頭の中はいやらしい事ばかりで、こんな人間が教師になるなんて信じられません。
新一郎お気に入りの宮山は、素朴で可愛らしく見るからに良い子。
こんな純粋な子を前にして、いやらしい事ばかり考える新一郎につくづく呆れてしまいました。
新一郎は宮山が受けていたいじめを解決した事で信頼を得たようですが、そんな新一郎が“過去に酷いいじめをしていた”と知れば、宮山はどう思うでしょうか。
頭の中はセックスの事しかない低俗な男ですし、龍吉にはとことん追い詰めて欲しいです！！
♦新一郎に迫る魔の手
この日、宮山を送りながら休日の約束を取り付けようとしていた新一郎。
しかし、宮山が龍吉の姿を目撃した事ですっかり当てが外れてしまいましたね。
夜の学校で、あんな恐ろしい仮面を付けた男と遭遇するなんて…私だったら発狂して夜も眠れなくなると思います。
龍吉はわざと宮山にだけ姿を見せる事で、彼女を新一郎の魔の手から守ったのでしょうか。
新一郎に見つかる前に消えるところが素晴らしいです！
怒り心頭の新一郎は、宮山の事をいじめていた女子生徒に近付きます。
しかし女子生徒たちは新一郎にこっぴどく叱られた事で、いじめを止めたようですね。
新一郎のおかげで宮山が救われた事は嬉しい事ですが、そこに思い切り下心があるから最悪です。
独り言も多く見るからにヤバイ奴と分かる新一郎…。
彼の異常さに気付く者は誰もいないのでしょうか？
♦動き出した龍吉
龍吉がどう復讐を行うのかとドキドキしていましたが、中盤以降ついに動き出します！
宮山にメッセージを送ったのは絶対に龍吉ですよね…？
メッセージを見た宮山の表情から、きっと新一郎にまつわるとんでもない情報が書いてあったのでしょう。
お気に入りの宮山を取り込む事で、新一郎をどう追い込んでいくのか楽しみです！
一方、周の言葉を思い出した新一郎は、龍吉が近付いていると悟り怯え始めていました…。
気付いた時にはもう遅いですし、新一郎には恐怖と苦痛を味わいながら罪を償って欲しいと思います。
作品の中盤以降は、龍吉の策略にはまった新一郎が大暴走しており、読みながらゾクゾクしました！！
きっと龍吉が駆けつける展開になると思いますが、どう復讐を遂げるのか楽しみに続きを待ちたいと思います！
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