echoで掲載中の『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！(乙嶋かさね/羽是先生)』第6話のネタバレと感想をまとめています。
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『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！』第6話あらすじネタバレ
◆弟ナシラと皇帝の関係
突然やってきた皇帝アリスタルフの弟ナシラは、いきなり殴りかかろうとしますが、協定違反になる死闘を防ぐために、ラサラスが止めに入ります。
殴るのを止められたナシラは、暴言を吐いた後に帰っていきますが、翌朝になってもアリスタルフは何かを考えこんでいました。
心配になったルイが、アリスタルフの憂いについて尋ねると、ナシラ以外の兄妹もルイに攻撃をしてくるのではないかと心配しているようです。
アリスタルフは17人兄弟の9番目の子供で、兄弟との帝位継承をめぐる闘争の末、帝位を手にしたのです。
闘争の遺恨は未だに消えることがなく、政治派閥も各兄弟の後ろ盾として存在するのです。
事情を聴いたルイは、他の兄弟と近づかないことを約束して・・。
◆家族について聞かれたルイは・・
自分の兄弟について語ったアリスタルフは、今度はルイの家族について尋ねました。
ルイは代々続く代議士の家系で、世間体や面子を大事にしている両親の元に生まれ、小学校受験の失敗を機に、家族から体罰を受けていました。
家族の話をするルイを見たアリスタルフは、ルイの心の傷の深さを感じると、そのようなことは二度と起こらないと約束してくれます。
何故そこまでしてくれるのか疑問に思ったルイが、アリスタルフに理由を尋ねると、夫として番であるルイを守るのは義務だと言います。
ルイはアリスタルフの言葉に、少しだけ悲しい気分になってしまい・・。
◆心無い言葉にルイは・・
ルイは図書室で本を探していると、メイドたちが自分やアリスタルフの噂話をしているのを聞いてしまいます。
ラサラスによってメイドたちは口を閉ざされると、そのまま解雇となってしまいました。
その後、ラサラスは陰で聞いていたルイとメイメイの元にやってくると、何もしなかったことを咎められます。
ラサラスは自分の悪口を聞いたルイが泣き言をいうのではないかと思っていましたが、ルイは全く動じる様子を見せません。
その様子を見たラサラスは、アリスタルフが兄を殺した件について、ルイの気持ちを尋ねます。
ルイはアリスタルフが理由なく兄を殺したとは思っていないと言うと、妻としてアリスタルフを支え、アリスタルフに幸せになって欲しいと伝えます。
その言葉を聞いたラサラスは、突然ルイの前に跪き・・。
その続きのシーンでのラサラスの回想シーンは、過去のアリスタルフとの絆が描かれていて、胸が熱くなるシーンになっているので、絶対に見逃さないで欲しいです！
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『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！』第6話あらすじ感想
◆皇帝の兄弟
なんとアリスタルフ皇帝には17人の兄弟がいたんです！これにはとても驚きましたｗ
アリスタルフ皇帝が前帝は好き者だったと説明されているのですが、なかなかの子だくさん家族ですねｗ
これだけ跡継ぎがいることは、居ないことに比べたら素晴らしい事だとは思いますが、やはり人数が多ければ皇帝になる人は誰かという、後継者争いになるんですね。
流石に１７人の男子となれば、それは激しい争いになりそうです。
そんな中で繰り広げられた帝位継承の闘争、９番目の子供であるアリスタルフが皇帝になったということは、他の１６人は負けたということですよね。
兄弟同士で争うっていうのは、とても複雑な気持ちです。
兄や弟を打ち倒して頂点に立つ、それは相当の覚悟がなければできないことですよね。
当時のアリスタルフ皇帝が何歳かはわかりませんが、自分の手で兄弟を傷つけるというのは、自分の心にも傷がついたのではないかな？と心配になりました。
それもあってアリスタルフ皇帝はかなり警戒心が強いのかな？という気もします。
兄弟に命を狙われる、そんな物騒な関係は悲しいなと感じました。
◆ルイの過去
ルイの過去が今回明らかになりました。
どのような経緯で家族に邪険にされていたのだろうか、気になっていたところですが、かなり酷い扱いでした。
代議士の家に産まれたということで、比較的裕福な家のお嬢さんだったようですが、このような家の場合、少しでも兄弟より劣っていたり、１人だけ出来が悪いと迫害されがちですよね。
ルイは小学校受験に失敗してしまったようですが、それだけで出来損ない扱いされたり、暴力を受けたり、明らかに虐待を受けていて、この回想シーンはとても悲しい気持ちで読みました。
こうやって今のルイの性格は形成されてしまって、ヒナからも虐げられる構図ができたんですね。
裕福だったり、家柄が良いと子供は道具にしか見えないのでしょうか・・。
ルイの家族関係が悪いという事がこのシーンでよく分かりましたが、だからこそ結婚生活を幸せに送って欲しいなと心から思いました。
アリスタルフ皇帝もルイの不憫な過去を知り、きっと同じ気持ちになってくれたのではないかと思っています。
アリスタルフ皇帝はきっとルイの心に寄り添い、幸せにしてくれると信じて読み続けたいと思います。
◆アリスタルフへの想い
メイドたちが自分やアリスタルフを悪く言っているのを聞いてしまったルイは、怒るわけでもなく冷静に対応します。
今まで酷い事をされすぎて、こういう悪口には耐性があるのでしょうか。
ラサラスもルイが気丈なことに驚いていましたが、これが彼女の強さでもあり、悲しい部分でもあるなと思いました。
ここでラサラスがアリスタルフのしてしまった兄弟殺しについて、ルイに問いかけるのですが、ここルイが清々しいほど素敵でした！
自分を信じてくれた事への恩義もあるのでしょうが、アリスタルフの本質をしっかり見ていて、彼の事を信じているところなど、本当に心がキレイな人なんだなと改めて感じました。
そして、恩や義務の気持ちからではなく、純粋にアリスタルフに幸せになって欲しいとルイは願うのですが、読み手からしたら、２人で幸せになって欲しいと願います！
きっと痛みが分かるルイだからこそ、兄弟を手にかけたアリスタルフの心の傷に寄り添えると思います。
心に傷を負った者同士、支え合いながら誰よりも幸せになって欲しいと思います。
ルイの心が伝わって、ようやくラサラスもルイに忠誠を誓ってくれたようですし、この先に発生する事が困難であっても乗り越えて欲しいと思います。
ルイとアリスタルフ皇帝の信頼関係は、この先甘い関係になっていくのかも楽しみですね！
早く続きのお話が読みたいです～♪
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