echoで掲載中の『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！(乙嶋かさね/羽是先生)』第9話のネタバレと感想をまとめています。
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『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！』第9話あらすじネタバレ
◆ナシラに攫われたルイは・・
神女様の彫刻見たさに、アリスタルフ皇帝に内緒で町にやってきたルイとメイメイでしたが、メイメイとはぐれてしまったルイは攫われてしまいます。
連れてこられた先にはナシラが待っていました。
縛り上げられたルイの目線の先には、メイメイの姿があります。
メイメイもナシラに捕まってしまったようです。
ルイはナシラの話から城に内通者がいたことを知ると、アリスタルフ皇帝が心配していた意味をようやく理解します。
このままではいけないと、ルイはナシラに拘束を解くようにお願いしますが・・。
◆ナシラの条件とは・・
ルイの拘束を解く代わりに、ナシラが要求してきたのはナシラの散歩に付き合うことでした。
心配するメイメイを余所に、ルイは大丈夫と言い残すと、ナシラに連れられていきます。
ナシラに連れられて町に出てきたルイは、人々から声をかけられ笑顔で答えるナシラの姿を見ることになります。
気前よく庶民の近くに寄り添うナシラの姿に、ルイはアリスタルフ皇帝が庶民と近づくことがあるのか気になります。
ナシラと人々の交流を見たルイは、ナシラの想いを聞かされたことも重なり、ナシラにはナシラの志があるのだと感じるようになり・・。
◆自分と似たアリスタルフに・・
ナシラの想いを知ったルイでしたが、ナシラがアリスタルフ皇帝を臆病者と罵る事は許せませんでした。
アリスタルフ皇帝は自ら持つ毒性から、人々交流することはありませんが、それは人を傷つけないための手段であり、けっしてナシラが言うような人物ではないのです。
知ったことを言うなとナシラはルイに怒りをぶつけますが、ルイにはアリスタルフ皇帝の孤独が分かってしまうのです。
なぜならルイ自身が子供の頃、孤独を感じていたからなのです。
そんなルイの反論に怒りがあふれたナシラは、ルイを暗くて狭い場所に閉じ込めてしまい・・。
自分の志とアリスタルフ皇帝への想いで、複雑な表情を見せるナシラの顔は彼の葛藤がとても分かりやすく描かれているので、絶対にイラストで見て欲しいシーンになっています！
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『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します！』第9話あらすじ感想
◆捕らえられたルイは・・
前話の最後、捕らわれてしまったルイがどうなったのか、とても気になるところで終わったのですが、その先にいたのはナシラでした。
他の暴漢とかではなく、犯人がナシラで良かったかなと思ったところではあるのですが、やっぱりナシラはルイを傷つけたいと思っていたのでしょうか。
ルイの拘束されている姿が、めちゃくちゃ強力な縛りで、普通の拘束とは違う描写に、それだけナシラの力が強いことを感じさせます。
大体の拘束シーンと言えば、腕を後ろに回されて胴体に縄をグルグルされている構図ですが、大きい木の根のような縄に拘束されている構図は、とても珍しいですね。
こんなピンチの時ではありますが、ルイは本当に逞しい女の子だと感じました。
慌てたりすることもなく、ナシラに冷静に質問をしたり、強い女の子でカッコいいですね。
こんな状況で冷静で居られる根性には感心しました。
このようなルイだからこそ、ナシラも関心を持ってしまったのかもしれませんね。
どうかナシラがルイを傷つけないでくれたら良いのになと、悪い展開にならないことを願ってしまいました。
◆ナシラと町の人たちは・・
ルイは拘束を解除してもらう代わりに、ナシラと町に散歩に出かける事になりました。
初めてナシラを見た時、ナシラにはナシラなりの考えがあるのかな？と思っていたのですが、やはり彼には一つのしっかりした想いがありました。
ナシラは、庶民たちを幸せにしてあげたいだけなんですよね。
町でのナシラの様子を見ると、彼が庶民との距離を取ることなく、同じ目線で立とうとしているのが伝わってきました。
そのせいか、待ちの人たちのナシラへの接し方も親しみを込めていて、両者の関係がとても良い関係性で保たれていることがよくわかりました。
こうやって見ると、やはりナシラは悪い人ではないんだなと改めて思います。
ナシラの庶民への想いは強くて、彼らの声を近くで聞こうとしない、アリスタルフ皇帝へ不満を募らせてしまっているんだなと感じました。
実際には聞きたくても毒があるが故に庶民に近づけないだけなので、それを臆病と一言で言ってしまうのはナシラの幼さかなとも感じます。
もしアリスタルフ皇帝が町の人たちに近づけば、庶民を危険にさらすことになるのですから、それをもっとナシラは理解して欲しいなと思います。
そして、アリスタルフ皇帝が庶民と触れあえないのであれば、ナシラがその声を届けて、アリスタルフ皇帝に実現して貰えば良いのにと思うのですが、それでは嫌なのですかね・・。
ナシラもアリスタルフ皇帝も、国や庶民のことを想っている同士なのですから、兄弟が和解してより良い国にするために力を合わせたら素晴らしいのになと、願ってしまいます。
◆孤独な人は優しさを知っている・・
ルイはアリスタルフ皇帝が毒を持っているが故に、人とはあえて距離をおき、孤独に生きてきたことに想いを寄せています。
子供時代に孤独だったルイだからこそ、アリスタルフ皇帝の孤独に寄り添えるんですよね。
ルイには孤独なときに支えてくれた先生がいたようですが、アリスタルフ皇帝にとってルイはそういう人なのかも知れませんね。
誰よりも傷つき、孤独に耐えてきたルイだからこそ、優しくて逞しいのだなということが、今回の過去の回想を見て納得できました。
ナシラにはまだ、アリスタルフ皇帝の孤独がどれだけ辛いことだったのか、だからこそ優しい人物なのだという事が伝わっていないようですが、いつかアリスタルフ皇帝の優しさを知ってもらえたら良いなと思います。
あまりにもアリスタルフ皇帝についてルイが熱く語ってしまったが為に、どうもナシラの機嫌は悪くなってしまった様子・・。
暗く閉鎖的な場所に閉じ込められてしまったルイですが、誰か助けに来てくれないのでしょうか?
でも、アリスタルフ皇帝が来てくれたとしても、めちゃくちゃ怒られそうで怖いですね～。
それはそれで別の恐怖を感じますが、それでもアリスタルフ皇帝が迎えに来てくれたら嬉しいですよね。
無事にルイは助かるのか、ナシラの想いはどこにあるのか、とても気になってしまいます。
早く続きのお話が読みたいですね♪
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