『片田舎のおっさん、剣聖になる』の１話から最終話までのネタバレと感想をまとめました。
ヤングチャンピオン・コミックス/どこでもヤングチャンピオンで掲載されていた乍藤和樹/佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ先生の『片田舎のおっさん、剣聖になる』。
片田舎のおっさんが大成した弟子達と再会し、騎士団付きの特別指南役として王都へ行き成り上がっていくおっさん成り上がりファンタジー！
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』の登場人物
主要登場人物は下記の通りです。
- ベリル（主人公）
- アリューシア（ベリルの元弟子・騎士団団長）
- リサンデラ（ベリルの元弟子・最強の冒険者）
- クルニ（ベリルの元弟子・騎士団）
- ヘンブリッツ（騎士団副団長）
- フィッセル（ベリルの元弟子・魔法師団のエース）
- ルーシー（魔法師団長）
『片田舎のおっさん、剣聖になる』のあらすじ
『ベリル先生を騎士団付きの特別指南役として推薦しました』。片田舎の村で細々と剣術道場を営む男、ベリル・ガーデナント。そこへ若き王国騎士団長に昇り詰めたかつての教え子、アリューシアが訪れ騎士団付きの特別指南役として王都へ行く事に。大成した弟子達と再会し、盛り立てられるベリルの運命は? おっさん成り上がりファンタジーの決定版、コミカライズ!
『片田舎のおっさん、剣聖になる』全話あらすじのネタバレ一覧
| 各話ネタバレ一覧 |
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| 1巻(1話.2話.3話.4話.5話) | 2巻(6話.7話.8話.9話.10話) | 11話 | 12話 | 13話 |
| 14話 | 15話 | 16話 | 17話 | 18話 |
| 19話 | 20話 | 21話 | 22話 | 23話 |
| 24話 | ||||
『片田舎のおっさん、剣聖になる』1巻(1話.2話.3話.4話.5話)のあらすじのネタバレ
片田舎で剣術道場を営んでいたベリルは、かつての弟子で今や王国の精鋭陣を集めたレベリオ騎士団の団長となったアリューシアの誘いで騎士団の指南役を務める事に。
突然の出来事に戸惑うベリルでしたが、外堀を埋められてしまい断れなくなってしまいます。
しかし騎士たちは彼を歓迎しておらず、初日から副団長・ヘンブリッツに手合わせを申し込まれてしまったベリル。
皆がヘンブリッツの勝利を確信する中、圧倒的な実力差で勝利を治め、自身の実力を知らしめたのです。
やがて街中がベリルの噂で持ち切りとなり、噂を聞きつけた元弟子・フィッセルはベリルの元へ向かい―――。
ベリルは圧倒的な実力を持つ天才剣士に違いないのですが、当の本人は自覚がありません。
しかし弟子たちは皆驚異的に出世しており、誰もが自身が今の地位についたのはベリルのお陰だと思っています。
今後、弟子たちから外堀を埋められたベリルが実力を知らしめて『剣聖』となるのかと思うと楽しみです！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』2巻(6話.7話.8話.9話.10話)のあらすじのネタバレ
ヘンブリッツに勝利した事により、魔法師団の師団長・ルーシーに目を付けられてしまったベリルですが、対決の末に彼女からも実力を認められる事になります。
さらにスレナから若手冒険者育成の為にダンジョンへの同行を求められたベリルは、快く快諾。
しかし、民間人がダンジョンへ向かう事を快く思わないメイゲンに反対され、実力を示す為にスレナとの対決を余儀なくされてしまったのです。
誰もがスレナの勝利を確信する中、素早く彼女の弱点を見抜き勝利を収めたベリル。
驚異的な実力を見せつけたベリルは、晴れてダンジョンへ向かう事に。
新人冒険者と洞窟内を探索し、帰路に就いたベリルたちでしたが、上空からグリフォンに襲撃され―――。
ヘンブリッツやスレナに勝利した事で、流石のベリルにも少し自信が付いたようで良かったです！
ベリルとスレナの戦闘シーンも圧倒されてしまいますが、スレナとの出会いが描かれた場面ではベリルが慕われる理由も分かるので、是非確認されてみてくださいね♪
『片田舎のおっさん、剣聖になる』11話のあらすじのネタバレ
スレナと協力し、ゼノとの死闘を繰り広げるベリル。
最後の反撃に出たゼノは上空へ舞い上がり一帯を焼き尽くそうとしますが、スレナは制止しようと空高く舞い上がります。
最後はベリルから剣を受け取り、ゼノにとどめを刺したスレナ。
ゼノの討伐後は弟子の心配ばかりするベリルに、思わず笑ってしまうスレナでした。
ゼノの討伐を終えた二人は、一命を取り留めたボルタの元へ。
さらにギルド全体が慌ただしくなり、皆が『ネームド』であるゼノの死体の回収に向かっていると聞いたベリルは驚きます。
回収班にこき使われるベリルを眺めていたボルタは、ランドリドとの共通点を見つけ―――。
二人の共闘シーンは見ているだけで緊張感が伝わり、こちらまでドキドキです！
さらにギルドでの様子は、ボルタたち新人冒険者の成長も感じられ、こちらまで嬉しくなりました！
前話に引き続き、ベリルが尊敬される理由がよく分かる展開になっているので必見です！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』12話のあらすじのネタバレ
ゼノとの死闘で傷を負い、療養中のベリルは騎士団の訓練場へ。
そこでクルニの試合を見たベリルは、彼女の様子がいつもと違う事に気付きます。
理由を聞かれたクルニは、訓練で負け続けて落ち込んでいる事を吐露。
クルニが自身の弱点も把握している事を知ったベリルは、彼女を連れて鍛冶屋へと向かったのです。
鍛冶屋にはかつての弟子・バルデルがおり、再会を喜ぶベリル。
さらに鍛冶屋へ来た目的は、クルニに新しい武器を見繕う事で―――。
真面目で努力家のクルニは、自身の弱点もきちんと把握していましたね！
また、的確なアドバイスをするベリルに、指導者としての素質も感じました。
新しい武器を手に入れたクルニが、どんな成長を遂げるのか楽しみです！
また、冒頭でスレナが鍛冶屋を訪れた理由も気になります！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』13話のあらすじのネタバレ
クルニの剣を見繕ったベリルに、スレナからゼノの鉤爪を預かっている事を打ち明けるバルデル。
なんとスレナは必要な料金まで支払っており、バルデルはこれでベリルの新しい剣を打つと意気込みます。
謙虚なベリルはこの提案を断りますが、結局バルデルに泣き落としされ渋々承諾する羽目に。
翌日、指南役として初めての賃金を受け取ったベリルは、あまりの高額に驚きを隠せません。
小心者のベリルは人気の少ない道を選び家路を急ぎますが、ここでスリの少女に襲われてしまいます。
少女を宥め賃金を取り戻す事に成功したベリルですが、彼女はペンダントを落として行ってしまい―――。
冒頭ではシールドであるゼノの鉤爪を使ってベリルの新しい剣が作られる事に！
こんな最強の材料で作った剣をベリルが手に入れれば、今よりもっと強くなる事間違いなしですね！
さらにベリルのお金を盗もうとした少女は何やら訳ありのようで…？
ベリルがペンダントを拾った事で少女との再会もありそうですし、今後彼女がどう関わってくるのか気になります！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』14話のあらすじのネタバレ
両手剣に武器を変更した事で、クルニは見事スランプを脱します。
その後スリの少女・ミュイの落としたペンダントを返そうと、彼女に接触したベリル。
しかし騒ぎから守備隊が駆け付ける羽目になり、ベリルは捕らえられてしまいます。
そんなベリルの危機を救ったのは、偶然通りかかったフィッセルでした。
誤解の解けたベリルは、ミュイを連れ魔法師団の庁舎へ。
ルーシーと対話していたベリルですが、何度考えても本来高待遇を受けられるはずのミュイが盗みを働く理由が分かりません。
ミュイを手厚くもてなしたルーシーは彼女を魔法師団に誘いますが、ミュイの態度は突如豹変して―――。
本来、ミュイ程の魔法の才能があれば高待遇が受けられるのに、汚い大人に騙されたばかりに盗みを働く羽目になり可哀想に気の毒に思います。
また、盗みを働く理由がとても切ないもので、読んでいるこちらまで悲しくなりました…。
普段は温厚なベリルが怒りを露わにするシーンもあり、目が離せませんでした！
次回は剣聖と最強の魔術師が共闘する展開になりそうで楽しみです！！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』15話のあらすじのネタバレ
ミュイの姉の安否を尋ねる為に盗賊団のアジトを訪れたベリルたちですが、ルーシーは室内に閉じ込められ、ベリルは外で大勢の手下に囲まれてしまいます。
盗賊団のリーダー・宵闇と二人きりになったルーシーはミュイの姉の安否を尋ねますが、宵闇は答えようとしません。
業を煮やしたルーシーは空間を歪ませる魔法で牽制。
しかし宵闇は大量の魔装具を身に付けており、いくら魔法を使ってもかき消されてしまうのです。
その後ルーシーは宵闇に首を掴まれてしまい大ピンチに。
勝利を確信した宵闇は饒舌に語り始めますが、ルーシーの首は想像以上に堅く、これ以上締める事ができません。
一方ベリルは大勢の手下との戦いを強いられていて―――。
圧倒的に不利な状態で別々の戦いを強いられてしまい、普通に考えれば絶体絶命の状態。
しかし最強のこの二人だと全く危機感がないのが不思議です！
魔装具でルーシーの魔法が無効化されてしまっても、宵闇自身は無力に見えます。
今回はルーシーとベリルの強さが見られませんでしたが、次回は思い切りやり返して欲しいですね！！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』16話のあらすじのネタバレ
古い地下水道に移動したルーシーは、魔法と魔術の違いを説明。
ルーシーが操るのは魔術であり、魔力を使う魔法とは異なると言います。
壁に穴を空け逃げようとする宵闇を牽制し、大量の水で攻撃するルーシー。
逃げ延びた宵闇に、今度は土の巨人を使っての攻撃を繰り出します。
宵闇の魔装具には魔力を封じ込める効果しかなく、魔術師であるルーシーには効きません。
宵闇が反撃を試みるも、攻撃していたのはルーシーが創り出した偽物。
最後には水の球に閉じ込められ息ができなくなった宵闇は、幼い頃の辛い記憶を思い出します。
ルーシーの圧倒的な力を前に敵わないと悟り、宵闇はミュイの姉の居場所を教える代わりに見逃して欲しいと訴えて―――。
前話では魔装具のせいで実力を発揮できなかったルーシーですが、あれは様子見だったようですね！
今回は最強の魔術を駆使し宵闇に反撃するルーシーが見られて最高の展開でした！！
命乞いする宵闇には腹が立ちましたが、最後にはきちんと制裁が下ります。
圧巻のバトルシーンが最高にかっこいいので見逃さないでくださいね！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』17話のあらすじのネタバレ
外で手下たちの相手をしていたベリルに、一人の剣士が声をかけてきました。
剣士はベリルと自分を同類だと言うと、手下たちを次々と殺害。
ベリルは咄嗟にミュイの目を覆い、子供の前での行動を考えるよう諫めます。
しかし剣士はベリルの事を甘いと言い残し去っていきました。
その後宵闇の魔装具は魔法師団に渡り、アジトの整理は騎士団が担当する事に。
宵闇の今後を気にするミュイでしたが、殺される事はないと知り安堵します。
そして先程の剣士の名と、彼が宵闇の仲間ではない事を伝えるミュイ。
ミュイの言葉を聞いたアリューシアは、絶対に姉を見つけ出すと約束したのです。
その後、一人飲みに出かけたベリルは喧嘩に巻き込まれてしまい―――。
宵闇率いる盗賊団が壊滅したのは良かったですが、あの剣士の行方が気になります…。
ただ者ではなさそうですし、敵に回したら厄介な存在になりそうですね！
また、最後には酒場に行ったベリルに新たな出会いが！
一見ベリルと気が合いそうな人物でしたが、どうやらある人物と繋がっているようで…。
謎多き登場人物が一人増えて、今後の展開も楽しみです！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』18話のあらすじのネタバレ
魔法師団の力があれば宵闇の口封じを解かれてしまうと考えたシュプールたちは、宵闇を始末する事を決意。
一方、宵闇に強力な口封じの術がかけられている事に気付いたルーシーは、一度準備を整えて術を解こうと考えます。
同行していたヘンブリッツはフィッセルの荷物を持とうとしますが、何故かフィッセルは拒絶。
ルーシーたちはフィッセルの負けず嫌いな性格がベリルにそっくりだと噂するのでした。
その夜、宵闇の牢には『司教』の使いが到着。
使いは宵闇を倒し逃げようとしますが、クルニが応戦します。
クルニの隙をつき逃走しようとした使いに、今度はヘンブリッツが応戦し―――。
宵闇やシュプールを影で操っている『司教』とは一体何者でしょうか。
強力な口封じの術をかけているあたり、『司教』自身も強力な術者のようですね！
『司教』の目的やヘリカの安否も気になります！
作品の後半では、ヘンブリッツと使いの対決が描かれており、人間離れした対決に釘付けになってしまいました！
ヘンブリッツの律儀な性格も面白いので注目されてみてくださいね！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』19話のあらすじのネタバレ
以前ベリルと手合わせしていた時の事を思い出したヘンブリッツ。
司教の使いと対峙していたヘンブリッツですが、一瞬の隙を付かれ腕を負傷してしまいます。
それでも怪我をもろともせず反撃すると、相手の頭部を思い切り殴打。
人間離れした怪力に驚きながらも、司教の使いはヘンブリッツの背後に回り首を絞め始めたのです。
運のなさを嘆く司教の使いに、ヘンブリッツはもっと強い相手がいる事を示唆。
司教の使いの隙を付き腕の骨を折ったヘンブリッツですが、腕は一瞬で回復し反撃されたヘンブリッツは脚を刺されてしまいます。
ところが逃走した司教の使いの目の前にはもう一人の『戦ってはいけない相手』が待ち構えており―――。
ヘンブリッツと互角に戦うなんて、司教の使いも相当な剣の使い手ですよね…。
それでも傷を負いながらも反撃するヘンブリッツの強さは圧巻！
腕や脚を刺されても怪我を感じさせない戦いぶりに見入ってしまいました！
中盤からはもう一人の『戦ってはいけない相手』が登場し、あまりの強さに絶句…。
司教の使いの末路も描かれているので必見です！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』20話のあらすじのネタバレ
姉が失踪した時の事を思い出し、目を覚ましたミュイ。
その日、ベリルはアリューシアと共にルーシーの家に招かれます。
そこでロバリーについて質問されたベリルは、彼が“刺突剣”の使い手だと打ち明けました。
ベリルの話を聞いたルーシーは、黒幕が判明したと発言。
黒幕の正体はスフェン教の司教・レビオスで、彼は身元不明の遺体を集めていたと言います。
さらにもう一人の客人はレビオス司教の部下に当たるイブロイ司祭だと判明。
イブロイ司祭は以前からレビオス司教の異常さに気付いていたと打ち明けますが、ベリルはそこまで気付いていながら何の手も打たない彼らに憤りを感じて―――。
ミュイと遭遇した時には笑ってしまいましたが、同時にミュイの想いが伝わり涙。
ミュイの為にも、ヘリカには無事でいて欲しいと願うばかりです！
それにしても協会がヘリカにこだわる理由とは一体何でしょうか。
おそらくヘリカは無事で、何らかの役割を担っているのでは…。
身元不明の遺体を使って教会内で何が行われているのか…お話の続きが楽しみです！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』21話のあらすじのネタバレ
ベリルがロバリーたちと闘っていた頃、覚悟を決め兜とマントで顔を隠しどこかへ出かけたシュプール。
その頃ミュイは、たくさんの棺が並べられた部屋を見つけていました。
この中の遺体を使って、レビオス司教が“死者を蘇らせる奇跡”を起こす為に研究していると考えたミュイ。
この中のどこかにヘリカがいると考えたミュイは、恐る恐る手を伸ばします。
しかしその時、部屋を訪れたシュプールが棺に触れるなと制止しました。
同時にレビオス司教も現れ驚いたミュイは迷子のフリをしますが、シュプールは宵闇の報告書で彼女の正体を把握済。
正体を見抜かれ焦ったミュイは魔力を発現させ威嚇しますが―――。
あの大量の棺の中にはヘリカらしき人物もいましたよね…？
死者蘇生の研究が成功したのかは分かりませんが、ミュイもヘリカも無事でいてくれる事を祈りたいです！
また、三人の騎士と死闘を繰り広げるベリルの圧巻の強さに絶句。
肉体強化の魔法がかかった三人を相手に追い込むベリルに驚かされました！
ベリルはミュイを救う事ができるのか…お話の続きが気になります！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』22話のあらすじのネタバレ
ベリルと対峙したシュプールは、彼がアリューシアやスレナ以上の実力者だと確信していました。
同時にベリルは昼間のイブロイ司祭の言葉を思い出します。
数年前、階級以上の実力者ばかりの司教が集めた私兵の中に、スフェンヤードバニアを震撼させた“連続殺人鬼”がいると聞いたベリル。
彼はたった一人で小隊を全滅させた程の実力者で、“騎士狩り”と呼ばれ恐れられていました。
シュプールと対峙したベリルは、彼が“騎士狩り”だと確信。
一方シュプールはウロたちに退却を促し、司教にミュイが捕まっている事を匂わせました。
焦ったベリルはすぐさま助けに向かおうとしますが、シュプールに止められてしまい―――。
シュプールが“騎士狩り”と呼ばれ恐れられる程の実力者と分かり驚き！
二人の実力はほぼ互角で、緊迫した闘いに惹き込まれてしまいました！！
特にシュプールの体幹は凄まじく、どんな体勢からも持ち直す体の柔らかさに驚かされます。
最後には予想外の訪問者が現れますが、二人はどう戦うつもりなのか…。
お話の続きが楽しみです！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』23話のあらすじのネタバレ
ヘリカを見つけたベリルは、ミュイの言葉を思い出していました。
近付いてくるヘリカに離れるよう促すベリルですが、ヘリカは人間離れした怪力を発揮しベリルは投げ飛ばされてしまいます。
美人で優しかったヘリカの面影はなく、触れた体が異様に冷たかった事から、ベリルは彼らがもう死んでいると確信。
次々と襲い掛かる彼らを眺めながら、ベリルはルーシーの言葉を思い出します。
死者の蘇生を語る者は、皆決まって“死者を操る魔術”を用いていると話していたルーシー。
その“奇跡”を目の当たりにしながら、ベリルは“姉に会いたい”と懇願するミュイの事を思い出していて―――。
ヘリカの無事を信じていたので、あまりにも悲しい結果に心が痛みます。
しかも死んでからもゾンビのように操られるなんて、あまりにも可哀想です…。
ヘリカの心臓を止めた後、ベリルが見せた優しさに涙。
こんなにも非道な行いをするレビオス司教が益々許せなくなりました！
ベリルはミュイを助けに向かいましたし、思う存分暴れて欲しいです！！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』24話のあらすじのネタバレ
クルニから新しい剣を受け取ったベリル。
ベリルが剣を握った瞬間殺気立ち、クルニとフィッセルは恐怖を覚えます。
一方、ロバリーたちと合流したシュプールは、馬車の中に入りレビオス司教に”死者“を仕向けた事を抗議し始めました。
レビオス司教は足止めになっただろうと開き直りますが、”死者“を道具としか見ていない彼に怒りを覚えたシュプールは首を絞め始めます。
一度死体になって生き返ってみるよう詰め寄るシュプールを見かねたウロが声をかけました。
ウロはレビオス司教を殺せば、”奇跡“の研究が無駄になると一言。
さらにスフェンの復活や”ラフィ“の蘇生も叶わなくなると諭して―――。
シュプールは“ラフィ”という人物を蘇生したいようですが、どんな関係なのか気になってしまいますね！
本当は常識人のはずなのに、シュプールが悪事に手を染めてまで蘇生したいラフィとは一体何者でしょうか。
また、中盤以降はクルニとフィッセルが追いつき壮絶な戦いを始めます！
新しい剣の威力も気になりますし、勝負の行方が楽しみです！！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』の口コミ評価
『片田舎のおっさん、剣聖になる』を実際に読んだレビュー評価
| 総合評価 | |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| ストーリーの面白さ度 | |
| 女の子の可愛さ度 | |
| 興奮度 |
この作品の主人公は、田舎町で小さな剣術道場を営むベリル。
ベリルは凄腕の剣士なのに、本人には全く自覚がありません。
そんなベリルが大出世を遂げた弟子たちの計らいで、王国騎士団の指南役をする事になったから大変！
彼を慕うかつての弟子たちは、ベリルの存在を『剣聖』として世に知らしめようと画策して…？
普段はしがないおっさんのベリルですが、一度剣を握るとまるで別人のようにキレキレに！
ベリルの実力は世界に認められるのか、そして弟子たちの思惑通り『剣聖』としてその名を遺す事が出来るのか…ハラハラの展開から目が離せません！！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』見どころ紹介
この作品のみどころといえば、なんといっても白熱のバトルシーンです！
主人公のベリル・ガーデナントは、片田舎で小さな剣術道場を営む冴えないおっさん。
しかしベリルは知る人ぞ知る剣の達人で、巷では『片田舎の剣聖』と呼ばれ崇められていますが、当の本人には全く自覚がありません。
彼が『片田舎の剣聖』と呼ばれ始めたのは、ベリルの弟子が皆大出世を遂げているからです。
かつての弟子の一人で、王国のレベリオ騎士団の団長アリューシア・シトラスは、本物の剣聖であるベリルをこんな片田舎で終わらせたくないと考えていました。
物語はアリューシアがベリルをレベリオ騎士団の指南役に指名するところから始まるのですが、ここからの怒涛の展開が見事です！
首都についてすぐ副団長のヘンブリッツ・ドラウトに圧勝し、その名をとどろかせたベリル。
さらに魔法師団の師団長ルーシーや、かつての弟子で冒険者ランク最高位のブラックに君臨するスレナにも打ち勝っていきます。
普通はここまで勝利を収めれば自身の実力を認めそうなものですが、ベリルはとにかく後ろ向きな性格。
剣を握った時と普段の様子がまるで別人で、そのギャップにほっこりします。
また、ベリルは自身の手柄を人に譲ってしまう程のお人好し。
凄腕の剣士なのも勿論ですが、ベリルが皆に慕われているのは、彼の人柄によるものが大きいのかもしれませんね！
幾多の戦闘を繰り返し、ベリルが実力を認められ頭角を現していく様子は圧巻です！
この作品はバトルシーンがとにかくかっこよくて、一度目にすれば惹きこまれる事間違いなしですよ！！
また、ベリルの弟子たちは皆彼を崇拝しており、特にアリューシアとスレナの崇拝具合は群を抜いています。
ベリルを巡り、二人が火花を散らす様子も面白くて必見です！
田舎の父から『嫁』を貰うまで戻って来るなと言われたベリルですが、弟子たちのベリル争奪戦からも目が離せません！！
徐々に頭角を現したベリルですが、今後も活躍が楽しみです！
『片田舎のおっさん、剣聖になる』感想まとめ
この作品を読んで思ったのは、とにかくベリルが魅力的だという事です！
剣の腕は勿論、その人柄が素晴らしく、読んでいると彼が慕われる理由も分かります。
かつての弟子たちは皆ベリルを尊敬しており、特にアリューシアとスレナは異常な程に崇拝しています。
しかし二人とベリルの出会いや、弟子だった頃のエピソードを見ると、二人がここまで崇拝するのも納得できるから不思議です！
自分の事は二の次で、いつも他人を思い遣り誰かの為に行動するベリル。
そんな彼を見ていると、読んでいるこちらまで心が暖かくなりますよ！
そしてベリルは凄腕の剣士なのに、本人は全くの無自覚なので困りものです。
弟子たちに外堀を埋められ、あれよあれよと騎士団の指南役にされる様子は気の毒ですが、思わず笑ってしまうシーンでもあります！
指南役になってからのベリルの活躍は目を見張るものがあり、最初はベリルを快く思っていなかった人まで彼を認めていく様子は爽快です！
数々の猛者を相手に圧勝していくベリルも最高にかっこよくて、見ていると惹きこまれてしまいます！
ベリルが実力でのし上がっていく様子は圧巻ですよ！
また、作品に登場する脇役たちも魅力的なキャラクターばかり。
特にベリルを指南役に押し上げたアリューシア・シトラスは、ベリルの事が大好きで、彼を狙っている様子が微笑ましいです。
アリューシアにはある思惑があるのですが、こちらにも注目していただきたいと思います！
さらに作品の中盤からベリルと行動を共にするスレナ・リサンデラ。
孤児だった彼女はベリルに助けられ弟子となりますが、今や冒険者ランクの最上位・ブラックランクに君臨する最強の戦士です。
スレナは『竜双剣』と呼ばれ恐れられているのですが、このエピソードも凄いので是非確かめてみてくださいね。
個人的にはスレナとベリルの出会いを描いたシーンが大好きです！
弟子たちとベリルのエピソードを見ていると、彼が尊敬される理由が良く分かります。
白熱のバトルシーンも見事ですが、キャラクターたちの心の交流にも注目していただきたいです！
弟子たちの思惑通り、彼は本物の『剣聖』となれるのか、これからも見守っていきたいです！
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』の作品情報まとめ
| 作品名 | 片田舎のおっさん、剣聖になる |
| 作者 | 乍藤和樹 / 佐賀崎しげる / 鍋島テツヒロ |
| 出版社/レーベル | 秋田書店 ヤングチャンピオン・コミックス/どこでもヤングチャンピオン |
| ジャンル | 青年漫画 |
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