裏サンデー女子部で掲載されていた橘オレコ先生の作品『ホタルの嫁入り』の１話から最終話までのネタバレと感想をまとめています。
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『ホタルの嫁入り』全話あらすじネタバレ一覧
『ホタルの嫁入り』のネタバレを全話分まとめました。
読みたい話数をクリックすると、その話数のネタバレ詳細ページへ飛ぶことができます。
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
| 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
| 11話 | 12話 | 13話 | 14話 | 15話 |
| 16話 | 17話 | 18話 | 19話 | 20話 |
| 21話 | 22話 | 23話 | 24話 | 25話 |
『ホタルの嫁入り』1話のあらすじネタバレ
伯爵家の長女として生まれた紗都子は生まれつき体が弱く、医師から大人になるまでは生きられないだろうと言われていました。
美しい風貌をもつ紗都子は町では絶世の美女だと噂され、縁談の話も少なくはありませんでしたが、皆紗都子の体のことを知ると縁談をことわっていました。
紗都子の義理の妹の美和子は、美しい容姿で男性達から口説かれている紗都子をみて、紗都子に嫉妬を抱き……。
どこからどう見ても、美和子は紗都子に嫉妬して嫌がらせをしていて、紗都子は何にも悪くない！一つ紗都子のいけないところを挙げるとするなら、気が強いあまり美和子を言い負かしてしまうことだなと。笑
紗都子が言っていることは正論だし、美和子には屈せずこのまま芯を持ち続けて欲しい・・・
紗都子の家庭の問題を考えると、紗都子にはこれから幸せになって欲しいと思います！！
『ホタルの嫁入り』2話のあらすじネタバレ
自分の命と引き換えに結婚を提案した紗都子は、進平に一目惚れをしたと嘘をつきます。
伯爵家の長女として生まれた自分と結婚することで得られる財産があることを説明し、利害はないと進平を説得します。
進平は紗都子の突然の提案に冗談半分で話を聞いていましたが、自分のどこが好きなのかを聞き、段々と目は真剣になっていって……。
人間自分の命が危ぶまれる状況になると頭が回らなくなると思いますが、紗都子は冷静に自分の置かれている状況を把握しています！
始めは紗都子の提案に半信半疑だった進平も、段々と話を信じて口づけを交わすことで結婚の契りを結ぼうと提案します。
伯爵令嬢の紗都子と、殺し屋の進平の結婚話が着々と進み、二人は結婚の契りを交わすのか…お話しの展開は急展開で進んでいきます！
『ホタルの嫁入り』3話のあらすじネタバレ
紗都子の目の前で誘拐団達を殺した進平は紗都子の手をとり結婚することを誓う。
紗都子は進平の突然の言葉の裏になんの思惑があるのかと考え込みます。
誰か命を狙われている紗都子は、自身の保身を考え、このまま進平と共に過ごすことを選択をして……。
追ってきた誘拐団を殺した血だらけの状態の手で紗都子の手を握る進平には悪意を感じられます…笑
紗都子を狙っているのが誰なのかわからない状態で、どこに逃げれば良いかもわからない紗都子は、 このまま進平といるしか道はありません…。
結婚することに嬉しそうにはしゃぐ進平は、いまいち何を考えているか読めませんね。
どこに行くにも紗都子の体を気遣ってくれるので、悪い人ではなさそうですけど、殺し屋にいい人なんているんですかね…？笑
一緒に行動をする事になった紗都子と進平の関係はこの先進展するのか注目です！
『ホタルの嫁入り』4話のあらすじネタバレ
身を潜めていた宿が誘拐団たちに見つかり、居場所を突き止められた紗都子と進平。
進平の慣れた反撃により誘拐団を倒しますが、二人はまた森の奥へと逃げ進むことになります。
進平が進む後をついていくと、森の先には煌びやかな建物が並ぶ別世界のような街があって……。
紗都子は誘拐団たちに拐われた時に天女島に連れてこれていました。
少し歩けば綺麗な着物を身に纏った美しい遊女たちが進平を囲みます。
進平との関係が少し近くなって遊女たちに囲まれる進平に少しはやきもちを焼くのかと思いきや、紗都子は一切気にしていません。笑
そんな紗都子に対して、やきもちを焼かせたい進平は、わざと紗都子に気を引いてもらうために遊女たちについていく始末…笑
進平はいつの間に紗都子にそんなに本気になっていたの？愛の言葉をかけてもらいたくてわざといじける進平が可愛いです！！
『ホタルの嫁入り』5話のあらすじネタバレ
進平が高台へと紗都子を連れ出し周りを見渡すと、島の周りは一面の海に囲われていました。
天女島から抜け出すには遊女になって身請けを受ける道しかないと考えた紗都子は、遊女になる道を選び覚悟を決める事にして……。
『ホタルの嫁入り』6話のあらすじネタバレ
遊郭で働くことを決めた紗都子の初めての客になったのは、警視総監の息子・新渡戸だった。
新渡戸にどうにかして気に入られることで、天女島から脱出できると考えた紗都子は、そうにかして新渡戸に気に入ってもらえるように考えます。
新渡戸は紗都子を目にした途端、恥ずかしそうに頬を赤らめ、目を合わせようとしない様子から、新渡戸に身請けをしてもらえるチャンスがあると考えた紗都子は……。
『ホタルの嫁入り』7話のあらすじネタバレ
進平に好意を持つ遊女達の仕業で新渡戸のコップの中身をすり替えられていた紗都子。
そんな事には気付かず、運ばれてきたコップに口をつけた新渡戸は、お酒を一口飲むと人が変わったように、紗都子の着物を掴み紗都子を部屋へと引きづりこむ。
突然の出来事に理解ができない紗都子だったが、新渡戸から服を全て脱ぐように言われて……。
『ホタルの嫁入り』8話のあらすじネタバレ
新渡戸に肩を銃で打たれた進平は、突然の出来事にも動じず、紗都子のことを心配して新渡戸の元へと歩み寄ります。
進平のことをキミ悪がった新渡戸は、もう一度進平を銃で打とうとすると、一瞬の隙をついて新渡戸の持っていた銃を奪った紗都子が……。
『ホタルの嫁入り』9話のあらすじネタバレ
突然倒れてから3日寝たきりだった紗都子が目を覚ますと、進平が心配そうに看病をしています。
紗都子は気を失っている間、子供の頃に義母から言われて傷ついた出来事を夢に見ていた話を進平に話すと、進平は急いでどこかへ出掛けていきます。
戻ってきた進平の手に持っていた袋を開けると中から蛍が飛んできて……。
お互いの過去の話や、生い立ちについて話をする事で、二人の心の距離は縮まっていきます♡
進平は相変わらず紗都子に一直線に思いを伝えていますが、紗都子はなんだか納得のいかない事があるようで……。
進平の自分への気持ちに疑問を抱いた紗都子が進平の自分への気持ちは愛ではないというと、愛が何か進平から質問をされた紗都子。
確かに愛とは何だろう…紗都子が出した答えは？紗都子の進平への気持ちは愛になるのか？
お話しの続きが気になります！
『ホタルの嫁入り』10話のあらすじネタバレ
すっかり体調が良くなった紗都子の元に進平が現れます。
船頭の買収に成功した進平は、10日後に船で安全に脱出できるようになったと大喜び。
紗都子は不安を覚えながらも、島から出られる手配をしてくれた進平にお礼を伝えます。
食事を取りに行こうとする進平に付いて行こうとした紗都子に『もっと頼って欲しい』と微笑む進平。
紗都子は進平の態度に一喜一憂しながらも、好きになってはいけないと言い聞かせていました。
お礼を伝えようとした紗都子が部屋の外に出ると、遊女に囲まれた進平の姿が。
またも嫉妬した紗都子は進平にきつく当たるとその場を後にします。
その後、葵に付き作法を学ぶ事になった紗都子の前に、またも紫たちが現れて……。
10話では、紗都子の気持ちの変化が描かれていました。
好きになってはいけないと言い聞かせながらも、進平に惹かれている様子が伝わり嬉しい展開に♡
進平にとっても紗都子は特別な存在なのは明らかですし、二人の距離が近付いているようで嬉しく思います！
葵と出会った事で、紗都子の気持ちに更なる変化も見込めますね。
葵に人を愛する事について尋ねた紗都子。
恋について知った紗都子の変化に注目していきたいと思います！
『ホタルの嫁入り』11話のあらすじネタバレ
進平と紫が抱き合っているところを目撃した紗都子は、平静を装い退出します。
残された紫はあの手この手で進平の気を引こうとしますが、進平は全く動じず新渡戸の事件について質問。
上手く誤魔化した紫に別れを告げると、進平は部屋を出て行こうとしました。
紫が紗都子との関係を質問すると、満面の笑みで婚約者だと説明する進平。
焦った紫は新渡戸事件の被害者を装い気を引こうとしますが、進平の態度は冷たいものでした。
その頃、仕事に没頭していた紗都子は葵に態度がおかしい事に気付かれてしまいます。
進平と紫が抱き合っているところを伝えると、葵は紗都子が進平に恋をしていると指摘して……。
何度もピンチを救ってくれた進平に恋をするのは自然な事だと思いますし、読者としては二人の恋を応援したいところです！
あの手この手で進平の気を引こうとする紫が撃沈するシーンではスカッとしました！！
しかしあの意地の悪い紫が引き下がるとは思えませんし、何かが起こりそうで心配になります！
『ホタルの嫁入り』12話のあらすじネタバレ
進平と共に物置に閉じ込められた紗都子は、出る方法を探します。
しかし進平は誰かに鍵をかけられた事を示唆しながらも寝っ転がって傍観するだけ。
腹を立てた紗都子は進平にも手伝うよう一喝しました。
すると進平はちょうどいい機会だから話し合おうと提案。
紗都子が最近不機嫌だった理由を尋ねます。
戸惑う紗都子に、進平は紗都子の態度が不自然だった事を指摘。
そして紗都子の好きなところを伝えたのです。
進平の気持ちを聞いて良心が痛んだ紗都子は、彼とは結婚できないと打ち明けます。
理由を聞いた進平は冷たい表情に変わり、紗都子に向かって刀を向けて……。
真っ直ぐな進平の言葉が胸に響きドキドキしました！
また、紗都子自身も結婚できないと言いながらも、進平の事を愛し始めていますよね…？
紗都子を側に置く理由を探そうとする進平も可愛らしくて、益々二人を応援したくなりました！！
最後ではある人物が豹変し不穏な雰囲気に…。
二人にこれ以上危害が及ばない事を祈ります！
『ホタルの嫁入り』13話のあらすじネタバレ
進平のおかげで物置から脱出した紗都子。
部屋に戻った紗都子は、騙していたのに助けてくれた進平に戸惑い、これからどう接してよいか分からなくなってしまいます。
同時に進平から見放されなかった事を嬉しいと感じ始めていました。
一方、離れた建物から紗都子の事を見守っていた進平は三枝という男に呼び出されます。
紗都子に見られたくない進平は、大人しく従うしかありません。
その夜、眠れぬ夜を過ごしていた紗都子の部屋に紫と早蕨、初音の三人が乱入。
紗都子に嫉妬した紫は、早蕨と初音を使って紗都子を痛めつけようとします。
しかし、紫が早蕨と初音に客を譲る事で従わせている事を知った紗都子は、逆に二人を味方に付けようとして……？
進平から見捨てられなかった事に喜ぶなんて、これはもう完全に惚れていますよね♡
紫に襲われ大ピンチの紗都子でしたが、早蕨と初音の迷いを見抜き逆に味方に付けようとする姿がたくましくて益々好きになりました！！
人の弱みに付け込み下僕のように扱う紫の事も許せませんし、二人には正しい選択をして欲しいと思います！
『ホタルの嫁入り』14話のあらすじネタバレ
進平を人気のない場所へ呼び出した三枝は、ある忠告をします。
紗都子に肩入れし過ぎている事を指摘すると、新渡戸についての制裁もやり過ぎだと指摘。
新渡戸は権力者の子息であり、今後こちらが追い込まれる可能性があると諫めます。
しかし進平は紗都子が嫌がっていたから、と反省する素振りはありません。
呆れた三枝は本気なのかと尋ねますが、進平はもしそうだったらどうするのかと刀に手をかけました。
しかしその直後、紗都子の言葉を思い出した進平は突然走り出し一目散に紗都子の元へ。
進平が紗都子の部屋を開けると、そこには針を手に紫に迫る紗都子の姿がありました。
一瞬で状況を理解した進平は、紫たちに制裁を加えようとしますが……？
紗都子との“人殺しは駄目”という約束を忠実に守る進平が可愛すぎますが、殺し屋がこんな事で大丈夫なのかと心配になります…。
紫へ気持ちを伝えるシーンでは、真摯に向き合う進平にキュン♡
その直後は進平が紗都子を抱きしめながら本音を伝えており悶絶してしまいました！！
進平の意外な本音が聞けるので、見逃さないでくださいね！
『ホタルの嫁入り』15話のあらすじネタバレ
身投げを止めさせようとする紗都子に、葵は毎日容姿を馬鹿にされる苦しみを語ります。
そしてあの場所に戻っても地獄しかないと一言。
それでも諦めずに説得する紗都子でしたが、葵は美人には分からないと訴えます。
しかし紗都子は以前葵から”仲良くなりたい“と言われ救われた事を伝えると、たとえあの言葉が嘘だったとしても自分は友達だと思っていると伝えました。
自分の意思で戻ってきてもらおうと考える紗都子ですが、葵は想い人を失った時から死ぬことを決めていたと言います。
そして最後に紫の絶望の表情を見られてスッキリしたと吐露。
その時、胸を押さえ進平に支えられる紗都子を見た葵は”やはり恋が一番“だと語り始めて……。
容姿なんて自分で改善できるものではないのに、毎日のように馬鹿にされ続けたなんて地獄ですよね。
最後には殴り合いの喧嘩に発展し、本音でぶつかり合う二人に絶句。
本音でぶつかった二人なら、これから本当の親友になれるのではないでしょうか。
ラストでは葵の未来も描かれているので注目していただきたいです！
『ホタルの嫁入り』16話のあらすじネタバレ
桐ケ谷家を訪れた新渡戸は、憔悴しきった父に紗都子の伝言を預かって来たと打ち明けます。
一方、葵に今夜島を出る事を打ち明けた紗都子。
紗都子が誘拐されてこの島に来た事も初めて知った葵は驚きながらも感謝を伝えると、想い人を信じて待ってみると笑顔を向けます。
前向きな葵に喜んだ紗都子は、本土に戻ったら葵の想い人を探し気持ちを伝えると約束しました。
その後、紗都子は遊郭を去り進平と共に船へ。
本土まで5時間程度かかると聞いた紗都子は、気まずい雰囲気に気が遠くなります。
もう進平に嘘をつきたくない紗都子は、結婚はできないけれど桐ケ谷家に戻ったらお礼がしたいと訴えて……。
葵との別れは悲しくなりましたが、辛気臭くなく前向きな別れ方が二人らしいですね！
前向きになった葵の笑顔が印象的でした♪
島を出た二人が船の中で本音を語り合うシーンは、紗都子の変化が伝わり嬉しくなりました♡
もうどう見ても両想いにしか見えないのですが…一体いつになったら紗都子は自分の気持ちに気付くのでしょうか。
『ホタルの嫁入り』17話のあらすじネタバレ
紗都子を守りたい進平は、たった一人で敵船へと飛び移ります。
敵船の屋根に立ち三枝と向き合った進平に、逃げ出すなら言ってくれればよかったのにと呟く三枝。
進平は言えば逃がしてくれたのかと尋ねますが、三枝は知っていたら“その場で殺していた”と返します。
次の瞬間、三枝が手下たちに合図をすると、手下たちは進平目掛けて襲い掛かりました。
しかし進平は大勢の手下たちの攻撃をかわし返り討ちにしていきます。
次の瞬間、ひと際大柄な手下が襲い掛かりますが、進平は背後に回り込み挑発すると背中を切りつけました。
たった一人で大勢を返り討ちにしていく進平を眺めながら、手下の一人は彼の事を“鬼”だと評して……。
窮地に立たされても”殺しは駄目“という紗都子との約束を忠実に守っているのだから驚きます。
進平の圧巻の強さにも驚かされますし、こんな事をされたらいくら紗都子でも“好き”だと認めてくれますよね？
ラストでは二人を最大のピンチが襲いますが、生きて添い遂げてくれる事を祈るばかりです！！
『ホタルの嫁入り』18話のあらすじネタバレ
進平の頭を踏みつけ、船底に空いた穴から海へ沈める志童。
紗都子は足をどけるよう訴えますが、大柄な志童はびくともしません。
見かねた三枝は志童を制止すると、あの状態では助からないと一言。
とどめを刺そうとする三枝に、紗都子は両手を広げ立ちはだかりました。
すると意識を失っていたはずの進平がゆっくりと立ち上がり、紗都子を抱え海へ。
なんとか岸へ辿り着いた二人ですが、進平は意識を失い呼吸も止まっていました。
焦った紗都子が唇を重ね息を吹き込むと、進平は息を吹き返します。
進平の怪我が酷い事に気付いた紗都子が止血をしていると、偶然海岸にやって来た葵が声をかけてきて……。
あの状態で海に飛び込み岸まで辿り着く進平の生命力も凄まじいですが、寝ずに看病を続ける紗都子が健気で涙…。
こんな状態の紗都子を一人にして欲しくないですし、進平にはなんとしても生きて欲しいと願ってしまいます！！
もう二人が相思相愛なのは明らかですし、ここまできたら二人には添い遂げて欲しいです！！
『ホタルの嫁入り』19話のあらすじネタバレ
進平から押し倒されキスをされた紗都子は、混乱し叫び声を上げてしまいます。
紗都子の声を聞き駆け付けた紫たちは、あられもない二人の姿に驚愕。
腹を立てた紫は、紗都子を“女狐”と批判するのでした。
翌日、食事を手に進平の部屋を訪れた葵。
紗都子が珍しくまだ眠っている事を伝えると、進平が意識を失っている間、紗都子が献身的に看病していた事を打ち明けます。
紗都子の様子を聞いた進平は、紗都子が同じ布団で眠り身体を温めてくれた事を吐露。
進平の話を聞いた葵は、それは”愛“だと断言しました。
さらに紗都子と愛し合っていると言われた進平は、嬉しそうに顔を緩ませて……。
特に、葵から“紗都子と愛し合っている”と断言され嬉しそうに顔を緩ませる進平が可愛らしくてキュン♡
その後も同じ布団に入り幸せそうに戯れる二人が可愛くて大満足でした！！
このまま二人の幸せが続いてくれると嬉しいのですが、最後の最後で不穏な予感が…。
強力なライバル出現で二人の関係が揺らぎそうで心配です！
『ホタルの嫁入り』20話のあらすじネタバレ
今から数年前、少しだけ外出した紗都子は体調を崩してしまいます。
苦しそうに吐血する紗都子を、康太郎はただ眺める事しかできませんでした。
紗都子の体調が落ち着いた頃、部屋へと駆け付けた康太郎。
海に連れ出してしまった事を謝る康太郎に、紗都子は行きたいといったのは自分だからと微笑みました。
部屋に戻っていいと伝えても戻らない康太郎に笑いながら、自分のせいで叱られてしまった事を謝る紗都子。
康太郎は大丈夫だと伝えると、大きな巻貝を手渡しながら、元気になったらまた海に行こうと訴えました。
しかし紗都子は今日限りわがままは止めると伝え、これからは“結婚”するという夢の為に生きると微笑んで……。
幼い頃から紗都子を見守り続けた康太郎の愛が伝わりキュン♡
これまでは進平を応援していましたが、もうどちらを応援していいか分からなくなりました。
共通しているのは紗都子への愛ですが、進平の愛は重すぎて…。
対して康太郎の対応は完璧で、私自身が康太郎の虜になってしまいました！
紗都子は進平と康太郎のどちらを選ぶのか…今後の選択に注目していきたいと思います！
『ホタルの嫁入り』21話のあらすじネタバレ
康太郎と共に桐ケ谷家に戻れると聞き喜ぶ紗都子ですが、どうしても進平の事が引っ掛かります。
紗都子が進平の事を打ち明けようとした時、何かを感じ取った康太郎は紗都子の口を塞ぎました。
外に誰もいない事を確認すると、三日後に本土行きの船に乗る事を伝える康太郎。
すると紗都子は、一緒に連れて行きたい人がいると打ち明けました。
身請け金は一人分しかないと伝える光太郎に、相手は遊女ではなく“男性”だと説明する紗都子。
幸太郎が戸惑う中、紗都子は“結婚したい”と言ってくれている人がいると伝えます。
その直後、部屋の戸が開き遊女を引きつれた進平が姿を現して……。
せっかく島を出られるのに、進平の事が浮かぶなんて…。
紗都子は完全に進平に惚れていますよね？
やっと進平の想いが報われたようで読者としても嬉しくなりました♡
進平が登場してからは、今にも殺し合いが始まりそうなバチバチの三角関係に大興奮！！
読者としては進平を応援したいですが、どちらに軍配が上がるのか楽しみです♪
『ホタルの嫁入り』22話のあらすじネタバレ
紗都子と幸せになる方法を考えていたと言う進平。
結果“紗都子と共に一生この島で暮らす”事が一番の幸せだと考えたと言います。
戸惑う紗都子に、進平は外に出ても命を狙われるだけで、この島で暮らすのが一番安全だと提案。
康太郎は反論しますが、進平は至って真面目でした。
しかし大事な事なので決定権は紗都子にあると一言。
紗都子は三日後の本土行きの船が出るまでに結論を出すよう迫られてしまうのでした。
進平が去った後、紗都子と二人きりになった康太郎は進平の正体について尋ねます。
紗都子は進平の正体が“殺し屋”だと打ち明けると、生き残る為には“結婚”の約束をして守ってもらうしかなかったと説明して……。
これまで島を出ようと必死だった進平が、突然“一生島で暮らす”と言い出した理由は何でしょうか？
また、進平に会えなくなると考えた紗都子の切なそうな表情にキュン♡
紗都子の考えを知った康太郎の反応も素敵なので必見です！
最後には進平のヤンデレがさく裂しており、お話の続きが気になってたまりません！！
『ホタルの嫁入り』23話のあらすじネタバレ
媚薬を盛られた康太郎は、紗都子に襲われているような感覚に陥ります。
しかし、あの進平が紗都子を向かわせるとは思えず、目の前の女が“紗都子の偽物”だと気付いた康太郎。
進平が紗都子に体格の似た女を使い自分の殺害を企んでいる事を悟った康太郎ですが、目の前の紗都子を拒絶できずキスされてしまいます。
このまま溺れてしまおうかと考えながらも、紗都子との思い出を汚したくない康太郎は、かんざしを脚や腕に突き刺し正気に戻りました。
女が逃走したのを見送ると、康太郎は“出てこい”と一言。
部屋の音に耳を澄ました康太郎は、壁際に向かうと思いきり殴りつけます。
すると壁の裏側には進平が潜んでいて……。
想像を絶するような白熱した闘いに、自分が見ているのが恋愛漫画という事を忘れてしまったほど…。
個人的には進平と互角に闘う康太郎の強さに圧倒されました！
進平の暴走が凄まじすぎて、康太郎の株が上がっていきます…。
私だったら進平の愛が重すぎて受け止める自信がありません。
こんな状態でも紗都子は進平を選ぶのか、お話の続きが気になります！！
『ホタルの嫁入り』24話のあらすじネタバレ
紗都子に手を差し伸べる進平ですが、紗都子は苦しむ康太郎を放っておく事ができません。
康太郎を支えながら、何の毒を盛ったのかと詰め寄る紗都子。
すると進平は康太郎が桐ケ谷家の用心棒である事を言い当てると、弱いから自分にしておくよう提案しました。
そして驚く紗都子に近付くと、悪いのは康太郎で自分は悪くないと一言。
紗都子の頬を包みながら、今すぐにここを出て山奥に家を建てようと呟きました。
そうすれば“死ぬまでずっと二人”だと笑う進平に、紗都子は恐怖を感じ震えてしまいます。
紗都子の姿に絶望した進平は、“なんで”と呟きながら店を出て行ってしまい……。
前話では完全に狂っていた進平ですが、きちんと本音を言葉にしてくれて本当に良かったです！！
康太郎への行動は決して褒められたものではありませんが、全て“紗都子を奪われるかもしれない”という不安からきているのだと思うと咎められなくなりますね！
ラストではしっかりと恋愛漫画に戻り心温まる展開になっており安心しました♡
『ホタルの嫁入り』25話のあらすじネタバレ
いつまでも離してもらえず業を煮やした紗都子はそろそろ帰ろうと訴えますが、進平はもう少しこのままでいたいと訴えます。
進平の出血が酷くすぐに帰らなければならないのに、彼の腕から逃れられない紗都子。
紗都子が彼の温もりに安心していた時、突然進平が紗都子にキスをし始めました。
焦った紗都子は進平を突き放しますが、進平は康太郎には手を握らせていたくせにと不満そう。
益々動揺する紗都子の胸に顔を埋めた進平は、“速い”と一言。
そして紗都子の身体に触れながら、胸の音を聞くと安心すると呟きました。
進平は紗都子を今すぐ自分のものにしたいと訴えますが、紗都子が震えている事に気付いて……。
一時はどうなる事かと思いましたが、進平の不安が解消されて本当に良かったです！！
紗都子の胸に顔を埋める進平を見ていると、これまでどれほど不安だったのかが伝わり切なくなりました…。
今回最も驚いたのが、駆け付けた康太郎に進平が謝った事！！
一旦は許した康太郎ですが、泥沼の三角関係はまだまだ続きそうで楽しみです♪
『ホタルの嫁入り』の登場人物
桐ヶ谷紗都子
伯爵家の桐ヶ谷家の長女として生まれる。
子供の頃から体が弱く、外出や運動を制限された生活を送っている。
実母を自身が子供の頃に病気で亡くしていて、その後に来た義母からは嫌がらせのような行為を受け、そりが合わない。
義理の妹の美和子は紗都子に嫉妬心を抱き、嫌がらせや皮肉の言葉を紗都子に掛けるが、紗都子の口が立つため勝てることはない。
美和子と喧嘩をした時に唯一自身の味方になってくれる実の父親のことが好き。
進平
紗都子が誘拐団に襲われ、貞操の危機に陥った時に助けてくれた恩人。
職業は殺し屋。
紗都子を助ける代わりに結婚をするという契約結婚の話に乗り、紗都子を誘拐団から助け出す。
結婚の話が出た後から紗都子への態度は一変し、紗都子を溺愛するようになる。
生い立ちや両親について明かされていないことが多く、謎が多い。
『ホタルの嫁入り』の見どころ
生まれつき体が弱く箱入り娘なお嬢様紗都子に、仲の悪い娘義母や異母妹も羨む縁談が舞い込むが父親が断ってしまう。自分が選ばれなかったことに納得がいかない妹に顔がいいから選ばれたのだと難癖をつけられるが、紗都子は父親の望む相手に見初められるよう努力していた。
産まれてすぐ母をなくした紗都子は病気の自分を見捨てず愛情深く接してくれた父親が大好きだったからだ。
普段は病弱な為学校にも行けない紗都子だが、ある日外出許可が出て使用人と町へ出る。
滅多にない外出に浮かれる紗都子。父の事を思い物思いに耽ってたところ、見知らぬ男に攫われてしまう。
目が覚めると牢屋に閉じ込められていた。目の前には人を何人も殺したとわかる血だらけの男がいる。その男は自分を殺すよう仲間に命じられている。
更に悪いことに紗都子の美貌に目をつけた男たちに襲われようとしていた。
絶対絶命の紗都子。大好きな父親の願いを叶える為、血だらけの男を利用して生き延びる覚悟を決める。
主人公、紗都子は裕福な桐ケ谷家のご令嬢で、心臓が悪く、
医者にも『長くは生きられない』と言われている身。
そんな紗都子が見せる『覚悟』というか、女性としての強さが目を引く作品です。
継母の娘である美和子の嫌味にも負けず、どこか芯のある凛とした女性主人公なので、
サイコパスな殺し屋『進平』が『結婚しよう』と言い出したのも納得のいい女っぷりです。
誘拐してきた悪党よりも良い条件で自分を売るのに、『結婚』を持ち出し、
返り血で汚れ切った進平の口をきれいなハンカチで拭って、
口づけする姿は『女は度胸』と言わんばかりのストーリー展開で、
ハラハラドキドキしながらも、『この先、お話がどうなるのだろう』と見入ってしまいました。
『ホタルの嫁入り』の感想
お嬢様で病弱な紗都子が、父のために覚悟を決めるところが男らしかったです。見た目は儚げだけど妹にも言い返したりと芯が強いイメージの主人公です。
世間知らずではありますが、肝が座ってます。きっと産まれつき病弱で死が身近だったので達観してるところがあるんでしょうか。
血だらけの男後藤は顔色ひとつ変えずに人を殺す殺人鬼だが、そんな相手に怯まず自分と結婚するよう申し出る紗都子が凄い。生き残る為、父の願いを叶える為ならなんでもする覚悟があるという印象です。
紗都子はあくまで自分の目的のために後藤を利用してますが、後藤はそのことを知らないのでバレないかハラハラします。バレたら殺されそうです。最後まで騙せるのか？
絵も綺麗なので、これからの2人の駆け引きに期待です。
前半部分から中盤にかけては、進平との鮮烈なまでの出会いが語られますが、
『女の幸せはいかにいい結婚相手に恵まれるかだ』とする導入部の観念を覆しかねないほど、
破天荒でサイコパスで、ヤンデレで、徐々に心開いていく進平の様子に
ハラハラドキドキとしながらも、二人の心情の機微をとても面白く読める作品でした。
導入部で義理の妹、美和子とのやり取りもあったので、
誘拐団に依頼した黒幕は、彼女か、継母なのかなと思いつつも、
最後まで読んでみて、一番最初のシーンに戻ってくると、
紗都子にとって進平と生きる人生はとても幸せだったと読める節もあり、
『女の幸せはいかにいい結婚相手に恵まれるか』ではなく
『心に寄り添ってくれる相手との出会いが大きいのだ』と、
じわじわと読み手に気づかされます。
都都逸で『鳴かぬ蛍が身を焦がす』というくだりがありますが、
名前の点や題名の点から作者もそれを意識しているのかなと感じつつ、
部屋に入れたホタルを自由にするシーンは、
そのくだりを知っているとより印象的に感じるシーンで、
まだ読んでない方は見てみてほしいなと思う作品です。
『ホタルの嫁入り』の作品情報まとめ
| ホタルの嫁入り | ホタルの嫁入り |
| 作者 | 橘オレコ |
| 出版社/レーベル |
小学館/ 裏サンデー女子部
|
| ジャンル | 少女漫画 |
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| サービス名 | 特典 |
 コミックシーモア |
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| ★31日間無料トライアル登録で600円分のポイントGET ★毎月1200ポイントGET ★漫画購入は最大40％ポイント還元 ★映画・ドラマ・漫画が閲覧可能◎ |
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 まんが王国 |
★ポイント購入で9000P還元 ★毎日最大50%OFFクーポンGET ★毎日日替わり30％タイムセール ★3000作品以上が無料で試し読み可能◎ |
上記のサービスの特典を上手く組み合わせれば読みたい作品を全巻無料で読むことも可能です。
気になる作品がいずれかのサービスで先行配信されていないか確認してみてくださいね♪
