eビッグコミックで掲載されていたTETSUO先生の作品『鬼になる』の１話から最終話までのネタバレと感想をまとめました。
- 『鬼になる』の１話から最終話までの簡単なあらすじのネタバレ
- 『鬼になる』を無料で読む方法
- 『鬼になる』が配信されている電子書籍サービス
- 『鬼になる』のレビュー評価
- 『鬼になる』の口コミ
- 『鬼になる』の見どころ
- 『鬼になる』の作品情報
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『鬼になる』全話あらすじのネタバレ一覧
『鬼になる』のネタバレを全話分まとめました。
読みたい話数をクリックすると、その話数のネタバレ詳細ページへ飛ぶことができます。
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
| 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
| 11話 | 12話 | 13話 | 14話 | 15話 |
| 16話 | 17話 | 18話 | 19話 | 20話 |
| 21話 | 22話 | 23話 |
『鬼になる』1話のあらすじのネタバレ
1992年10月、幸せに暮らしていた一家が惨殺されるという凄惨な事件が起こります。
事件当日、被害者の三船一家は長女・サチの運動会に出かけていました。
前日までは仕事で参加できないと言っていた父・三船浩司ですが、当日は何とか時間を作って親子リレーに参加。
父の背中に乗り幸せそうな笑顔でゴールするサチが印象的でした。
これまで仕事ばかりで家族を蔑ろにしてきた三船。
しかし運動会でのサチの笑顔を見た三船は、これからは家族との思い出をたくさん作っていこうと決意します。
しかし、一家が帰宅すると部屋の中には見知らぬ男たちが潜んでいて―――。
親子リレー中のサチの幸せそうな笑顔が目に焼き付いて離れません。
まさかあの後全員命を奪われる事になるなんて、誰が想像できたでしょうか。
今後は一人残った三船が復讐の鬼になるという展開が予想されます。
三船がどんな風に鬼と化していくのか、とても楽しみです！
『鬼になる』2話のあらすじのネタバレ
事件から30年経ち、今は2022年に。
あれからずっと昏睡状態だった三船は、なんと70歳になっていました。
30年ぶりに目を覚ました三船ですが、事件の事を何一つ覚えていません。
彼の身を案じた医療スタッフは、家族の事を聞かれても誤魔化す事にしたのです。
その後、リハビリに励んでいた三船は幸せそうな家族連れを目にします。
子供の笑顔がサチの姿と重なった三船は、一刻も早く家族の元に戻る為リハビリに邁進。
しかしバランスを崩した三船は頭部を強打してしまったのです。
薄れゆく意識の中、三船は頭を打ったショックから事件当時の事を思い出し―――。
三船が30年間も昏睡状態だったのも驚きですが、やはり他の家族が助からなかったと聞きショックでした…。
三船が記憶を失くしたのは、自分を守る為なのかと考えると切なくなります。
最後は記憶を取り戻した三船が豹変するので、こちらにも是非注目されてみてくださいね！
『鬼になる』3話のあらすじのネタバレ
事件当時の記憶を思い出した三船は、謎の人物が残した事件の手がかりを持ち病院を抜け出します。
三船が真っ先に向かったのは、事件当時暮らしていた自宅があった場所。
しかし自宅は無残にも取り壊され、更地になっていました。
幸せな頃の記憶を思い出しながら、三船は荒れ果てたその場所で崩れ落ちてしまうのでした。
その頃、三船が抜け出した事に気付いた病院スタッフは大慌て。
スタッフたちは警察に連絡しようとしますが、主治医はそれを阻止すると、ある人物に連絡しようとして―――。
前話で登場した人物が、たくさんの事件の手がかりを残していった事に驚きです！
この人物は三船の復讐を手助けするつもりでしょうか？
また、自宅の跡地で崩れ落ちる三船が可哀想で、目を背けたくなりました…。
作品の最後では三船が驚くべき力を発揮するので、こちらも必見です！！
『鬼になる』4話のあらすじのネタバレ
走行中の車に接触した時に謎の力を発揮した三船は、そのまま気を失ってしまいます。
やがて目を覚ました三船の前には、見知らぬ男の姿がありました。
三日間も気を失っていた事を聞いた三船は慌てて立ち去ろうとしますが、男はそれを制止。
三船の荷物から、彼が宍戸への復讐を企んでいる事に気付いた男は、無謀な復讐は止めるよう訴えたのです。
しかし復讐の鬼と化した三船は彼の制止を振り切ると家の外へ。
さらに再度復讐を止めようとする男の様子から、三船は彼も宍戸の被害者だと気付いて―――。
男の様子を見る限り、元警察官である彼も宍戸から大切な妻と息子の命を奪われたのでしょうか？
彼がいつ家族を失ったのか分かりませんが、家族写真を飾るあたり傷は癒えていなさそうですね。
男の過去の描写シーンでは、あまりにも残酷で目を覆いたくなりました…。
宍戸の被害者同士、これから協力関係になるのか気になります！
『鬼になる』5話のあらすじのネタバレ
三船がホームレスの男の家に滞在していた頃、宍戸の元には新たな依頼者が訪れていました。
依頼者は部下を引きつれて宍戸の店に向かうと、既に店内では酒を飲みながら待つ宍戸の姿が。
依頼者の仕事に対する発言に激高した宍戸は、テーブルに足を乗せながら反論。
すると宍戸の態度に腹を立てた依頼者の部下は、彼に食ってかかったのです。
依頼者は部下を制止し、彼の無礼を謝罪。
さらに宍戸の仕事に対する姿勢を聞いた依頼者は、彼に仕事を任せる事に決め、杯を酌み交わします。
しかし、酒を口にした依頼者はそのまま意識を失ってしまい―――。
30年前と変わらない悪魔のような所業に、読みながら絶句してしまう事間違いなしです。
人を虫けらのように扱うその姿は、悪魔そのものですね！
依頼者たちの末路は是非実際に確かめていただきたいです…。
老体の三船が相手にできるような相手だとは思えないのですが、この勝負がどうなるのか気になります！
『鬼になる』6話のあらすじのネタバレ
宍戸の店を訪れた三船たちは、宍戸本人に見つかってしまいます。
荒井は三船を連れ帰ろうとしますが、宍戸に見つかって無事で逃げられるはずもありません。
宍戸の手下は荒井を蹴り倒すと、今度は三船に手を伸ばします。
すると三船に触れた手下は、恐ろしい幻覚を見てしゃがみ込んでしまったのです。
手下の代わりに三船の前に立ちはだかる宍戸。
三船は家族の命を奪った宍戸を睨み付けますが、腹部に激しい一撃を受けてしまいます。
しかし宍戸にされた仕打ちを思い出した三船は、倒れる事なく持ちこたえて―――。
宍戸相手に怯むことなく対峙する三船の気迫が凄すぎて、見ているこちらまで恐ろしくなります！
さらに宍戸の手下が見た幻覚とは、一体何なのでしょうか？
走行車を制止した時のように三船に何らかの能力が発現したのだとしたら、今後の大きな武器になりそうですね！
『鬼になる』7話のあらすじのネタバレ
三船を逃す為、自ら囮になり宍戸に捕らえられてしまった荒井。
一方回復した三船は荒井の家に向かいますが、そこに彼の姿はなく焦ります。
荒井の家に飾られた家族写真に目を向けた三船は、荒井が同じ傷を負った者だと確信。
しかし無情にも宍戸の手下たちの情報で、荒井が既に捕らえられた事が分かります。
自分を助けてくれた荒井の為にも、三船は彼を救おうと決意するのでした。
その頃荒井はサンドバッグに縛り付けられ、宍戸から酷い暴行を受けていて―――。
負傷した三船を助ける為とはいえ、危険を顧みず行動する荒井には驚きです！
顔面が変形する程の暴行を受け、命を取るか仲間を売るかの選択を迫られる荒井。
これまでの荒井なら迷わず仲間を売っていたと思いますが、彼が選んだ選択とは…？
荒井の気迫と覚悟が感じられるので必見です！
『鬼になる』8話のあらすじのネタバレ
宍戸に捕らえられた荒井を助ける為、トラックの荷台に飛び乗った三船。
トラックには荒井だけでなく、先日宍戸の店を訪れた依頼者とその部下の遺体も乗せられていました。
トラックは深夜の山奥へと向かい、宍戸の二人の手下は深い穴を掘ると遺体の入った袋を埋めようとします。
ところが懐中電灯の電気が切れてしまい、手下の一人が車に予備を取りに戻ったのです。
もう一人の手下が煙草を吸おうと火を付けた隙に、大きな石で殴りかかる三船。
手下が気を失ったのを確認した三船は、遺体の入った袋を開けていきます。
するとその中には、変わり果てた姿の荒井が入れられていて―――。
70歳とは思えない勇気と行動には、毎回驚かされるばかりです。
また、あれほど酷い暴行を受けた荒井が、まさか生きているとは思いませんでした！
荒井も生きていた事ですし、後はもう一人の手下を倒して下山するだけですね…。
傷はかなり深い為心配ですが、なんとか三船と共に生き延びて欲しいと思います！
『鬼になる』9話のあらすじのネタバレ
手下の一瞬の隙をついた三船は、懐中電灯を奪い逃走を図ります。
激高した手下は三船を探し回りますが、暗闇の中では思うように見つける事ができません。
懐中電灯を木の下に置き手下をおびき寄せる事に成功した三船は、そのまま手下と共に山から落下。
さらに山肌の木を掴み生き延びようとした手下の顔面を押さえつけ、鬼の形相で阻止したのです。
しかし落下する途中で頭を強打した三船は気を失ってしまいます。
サチの呼びかけで目を覚ました三船ですが、手下から首を絞められていて―――。
手下と共に山から落下する三船の鬼気迫る表情には、読者の方までゾクゾクしてしまいました！
家族の為に鬼になれる三船の愛情の深さには驚かされます！
最後には首を絞められ絶体絶命の三船ですが…。
作品の最後では二人の勝負の行方が描かれているので、ご自身の目で確かめてみてくださいね。
『鬼になる』10話のあらすじのネタバレ
手下の一人を倒した三船は、荒井を助ける為に元の場所へと戻ります。
荒井を穴から引き上げ共に下山しようとする三船でしたが、なんと背後にはもう一人の手下が迫っていました。
三船は一瞬の隙を付いて難を逃れますが、同時に馬乗りにされナイフを向けられてしまいます。
ナイフが三船の目前に迫ったその時、なんと荒井が落ちていたショベルを手に取り手下に殴りかかったのです。
手下はそのまま荒井の上に倒れ込んでしまいますが、その衝撃でナイフが荒井の腹部に突き刺さってしまい―――。
臆病な荒井が三船を助ける為に手下に襲い掛かる姿は、こちらまで感動してしまいます！
最後には腹部にナイフが刺さり絶体絶命の荒井。
個人的には同じ痛みを持つ者同士、逃げ延びて復讐を遂げて欲しいのですが…。
結末はぜひご自身の目で確認されてみてくださいね
『鬼になる』11話のあらすじのネタバレ
宍戸の命令で三船の行方を追っていた手下たちは、乗り捨てられたトラックを見つけます。
しかしそこに三船の姿はなく、さらに既に被害者が二人出ている事から手下には焦りが見られるように。
その後も防犯カメラや写真を用いて三船の捜索を行いますが、手がかり一人見つける事ができません。
三船が姿を晦ましてから10日程経ち、宍戸の怒りも頂点に。
手下の少しの失言も許せない程に余裕がなくなっていました。
宍戸の暴走を見た手下たちは、慌てて三船の捜索に向かいます。
すると一人事務所に残った宍戸の前に、なんと三船が現れて―――。
老人一人にここまで躍起になるなんて、いつもの宍戸からは考えられませんね！
宍戸がここまで三船に執着するのは、彼の目に只ならぬ覚悟を感じたからでしょうか。
後半では、見つからない三船に怒りを爆発させた宍戸が暴走！
鬼の形相で部下を牽制する宍戸が恐ろしすぎるので必見です！
『鬼になる』12話のあらすじのネタバレ
事務所に火を付け宍戸の退路を塞ぐと、戦いを挑んだ三船。
バッドを手に牽制する宍戸を見た三船は、目の前の彼とあの事件の殺人鬼の姿が重なります。
幸せだった頃を思い出しながら、三船は復讐の鬼と化すのでした。
三船は宍戸を挑発し、ある場所へ誘導。
そこには三船が隠していたリュックがあり、三船はとある計画を実行しようと画策します。
さらに三船の挑発に腹を立てた宍戸は、彼を激しく暴行。
しかし三船は怯むどころか、大量の血を流しながらも宍戸を睨み付け―――。
今回は三船の回想シーンがあるのですが、彼の記憶の中には家族との幸せな時間が詰まっていて、見ているこちらまで切なくなります…。
大切な者を奪った宍戸に復讐する為、鬼と化した三船。
三船が立てた計画は完璧に見えますが、とても危険なものでした。
果たして三船は生きて復讐を達成する事ができるのか、とても気になります！
『鬼になる』13話のあらすじのネタバレ
三船がガソリンを撒き火を付けた事で、宍戸の事務所は一瞬で炎に包まれます。
棚の下に身を隠し難を逃れた三船ですが、そのまま気を失ってしまいました。
三船が意識を失っている間、必死に『お父さん』と呼びかけていたのはサチ。
サチの呼びかけで目を覚ました三船は、一瞬で状況を把握したのです。
三船の目の前には瓦礫と化した事務所と、右半身が焼けただれた宍戸の姿がありました。
右腕がちぎれそうになりながらも宍戸は闘志を失わず、三船との決着を付けようと立ちはだかります。
しかし宍戸には以前のような勢いはなく、三船の反撃にふらついてしまい―――。
https://ijamuseum.org/oninina13/
右腕がちぎれそうになりながらも立ちはだかる宍戸は、まるで化け物。
こんな重傷を負いながらも立っていられるなんて、宍戸はただ者ではありませんね！
作品内では二人の決着の行方も描かれているのですが、二人の最期の会話がとても悲しいもので考えさせられました…。
一体どちらが勝利したのか…是非本編で確かめてみてくださいね！
『鬼になる』14話のあらすじのネタバレ
宍戸との決着を付け、燃え盛る事務所から脱出した三船。
しかし自身も深手を負い倒れ込んでしまいます。
三船は薄れゆく意識の中、宍戸と交わした最期の会話を思い出していました。
宍戸との勝敗が付き、30年前の出来事を明かす三船。
30年前にピエロの仮面をかぶった三人組に家族を皆殺しにされた事、そしてそのうちの一人が宍戸であった事を打ち明けます。
全てを思い出した宍戸は、見逃して欲しいと懇願。
しかし三船は宍戸の言葉を遮ると、他の二人の行方を明かすよう詰め寄ったのです。
しかし宍戸は二人の行方は知らないと一言。
そして依頼者の名前が『赤鬼』だと打ち明けると、裏切り者を殺せと依頼された事を明かして―――。
https://ijamuseum.org/oninina14/
今回、犯人が『赤鬼』という人物だと明かされていましたが、一か皆殺しにされる程の恨みとは一体何なのでしょうか？
恨みを買うといったら当時成人していた三船か妻のゆう子のどちらかという事になります。
三船が仕事上で何らかの恨みを買ってしまったのか、それともゆう子に三船の知らない一面があったのか…。
三船がこれ以上傷付かない展開を祈りたいです！
『鬼になる』15話のあらすじのネタバレ
見知らぬ女性は『協力者』だと名乗ると、三船の事なら何でも知っていると言います。
30年前に三船に起こった出来事や、犯人の情報まで。
三船はこの女性が病室に紙袋を置いた人物だと悟り、今すぐ犯人の情報を教えるよう迫りましたが、同時にドアが開き誰かが入って来ました。
一瞬身構える三船でしたが、入って来たのは女性の協力者・龍平。
薬や日用品を受け取った女性は三船に休むよう促すと、三船はそのまま眠ってしまいます。
次に三船が目覚めると、ベッドの上には無残に殺害された男女の姿が。
さらに部屋の奥には化け物と化した宍戸が迫っていました。
悪夢を見て目覚めた三船ですが、現実でも危険が迫っていて―――。
https://ijamuseum.org/oninina15/
女性は三船についてかなりの情報を把握しているようですが、一体何者なのでしょうか。
個人的には宍戸たち犯人一味から大切な人を殺された被害者のように思いましたが…なんだか不気味ですね！
それでも荒井を失って以来孤独だった三船に協力者が現れて、読者としても嬉しい展開です！
最後には三船に危険が迫りますが…無事乗り切れる事を祈ります！
『鬼になる』16話のあらすじのネタバレ
三船たちが追手を逃れた頃、公園のベンチにはファストフードを食べながら子供たちを眺めている男の姿が。
ニット帽の男は足元に転がってきたボールを返すと『セイヤ君』と呼びかけます。
その後ニット帽の男は驚くセイヤを連れ去り、家に侵入したのです。
帰宅したセイヤの母親は息子の無事を喜びますが、冷蔵庫を漁るニット帽の男を発見し驚愕。
母親は警察に連絡しようとしましたが、携帯を取り上げられてしまいます。
さらにニット帽の男はセイヤを別室に行かせると、母親と二人きりに。
ニット帽の男は恐怖で震える母親に、警察官である夫の罪を打ち明けて―――。
https://ijamuseum.org/oninina16/
三船が終盤まで登場しない事に驚きましたが、最後まで読むとニット帽の男が新たなターゲットになる事が予想できます。
ニット帽の男はおそらく三船一家を襲ったピエロの一人で、因縁の相手に間違いなさそうです！
セイヤの父親の罪には驚きましたが、家族にまで目を付ける組織の恐ろしさに震え上がりました…。
宍戸と同じくらいの強敵になりそうですし、今後の展開も楽しみです！
『鬼になる』17話のあらすじのネタバレ
ニット帽の男の写真を見せながら、彼が次のターゲットだと説明する女性。
亜門という名の彼は相当危険な人物で、かつて三船の家族を襲った三人組の一人の弟だと言います。
亜門の兄は用心深い人物で、居場所を知るのは弟のみ。
もし失敗すれば、二度と兄の居場所を知る事はできません。
絶対に大丈夫だと意気込む三船の元に、機材の準備を終えた龍平が到着。
機材の使い方を習う事になった三船は、女性の名を尋ねます。
女性の名が藤咲玲だと聞くと、三船は協力を約束するのでした。
数日後、繁華街を歩いていた亜門の目の前に現れた三船。
真正面から挑発すると、路地裏に誘い込み背後から攻撃を仕掛けて―――。
https://ijamuseum.org/oninina17/
亜門自身が三船の家族を襲った犯人ではなく、ターゲットの弟という展開に驚きです！
また、三人の間に仲間意識が芽生え始めたようで心強く思いました！
今回最も驚いたのは、三船の大胆な作戦。
真正面から挑発するというやり方に度肝を抜かれましたが、三船の作戦の全貌が分かるとそう来るか！と納得です！
三船の作戦は果たして成功するのか…お話の続きが気になります！
『鬼になる』18話のあらすじのネタバレ
GPSを付けた状態でわざと亜門弟に捕まった三船。
玲たちに尾行させながらやって来た先は、亜門兄弟のアジトでした。
そこで亜門兄と対面した三船は、その正体を聞かれます。
三船が30年前の被害者だと知った亜門兄は、当時の状況を語り始めました。
事件当時、サチを殺害した亜門兄。
サチが最期まで父の助けを待っていた事を聞かされた三船は激高し、亜門兄に飛び掛かろうとします。
しかし亜門弟に制止され地面に押さえつけられてしまった三船。
亜門兄は三船のGPSを見つけ破壊すると、最後の質問をして―――。
https://ijamuseum.org/oninina18/
一見優男に見える亜門兄ですが、言葉の節々から残忍さが伝わり震え上がりました…。
また、終盤では亜門兄が30年前の真実について語ります。
とても信じられない内容に耳を疑いましたが、この話は真実なのでしょうか？
亜門兄弟に囲まれ大ピンチの三船が無事復讐を果たせるのかも気になります！
『鬼になる』19話のあらすじのネタバレ
サチが生きていると知り動揺する三船。
亜門兄はサチの事を賢い子だと評しながら、当時の真相を語り始めます。
あの日、二階に追い詰められたサチは一瞬の隙を付き窓から脱出。
お気に入りのぬいぐるみを身代わりにし逃げ出しました。
真相を知り絶句する三船を、亜門兄は“娘を守れなかった”と責め立てます。
そしてサチを見つけ出し、三船の前でバラバラに引き裂くと宣言。
怒り狂った三船は、制止する亜門弟に頭突きを食らわせると立ち上がりました。
しかし、左目の出血が酷く三船は眩暈がし座り込んでしまいます。
殺気立った亜門弟が背後に迫る中、三船を助けようとした玲と龍平が到着。
亜門兄弟は三船に再会を約束するとその場を立ち去って――。
https://ijamuseum.org/oninina19/
玲がゆう子に似ていると感じていましたが、玲＝成長したサチに間違いなさそうですね！
意志の強い目が三船にそっくりですし、父に協力する事で共に家族を奪った仇への復讐を遂げようとしているのでしょうか。
個人的には左目の傷をもろともしない三船の気迫に驚かされました！
玲がすぐに真相を語るとは思えませんが、今後も父娘で協力し復讐を遂げていくのかと思うと楽しみです！
『鬼になる』20話のあらすじのネタバレ
サチが生きていると知った三船は、今度こそ守ると決意します。
一刻も早くサチを見つけ出さなければ、今度こそ殺されてしまうかもしれません。
悔しさを滲ませる三船を見かねた医者が幼い娘を追い出すと、室内は三船と玲、そして医者の三人に。
すると三船は玲に、サチの事を知っていたのかと尋ねました。
玲は頷くと、ピエロ集団に家族を殺された過去を持つ事を打ち明けます。
そして家族の仇を討つ為には三船の力が必要だと一言。
自分勝手な言い分に呆れながらも、三船はサチの居場所さえ分かれば利用してくれていいと伝えました。
玲は明日サチに会わせると約束すると、その前に身なりを整えるよう促して―――。
https://ijamuseum.org/oninina20/
サチが生きていた事は嬉しいですが、30年もの間一人きりだったと思うといたたまれなくなります。
個人的には玲＝サチだと考えていたので、全くの別人という事に驚きました！
玲もピエロ集団に家族を殺されていた事が分かりましたし、三船に協力する理由も頷けます。
今度こそ大切な人を失わない為にも、三船にはサチを守り切って欲しいです！！
『鬼になる』21話のあらすじのネタバレ
身なりを整えた翌朝、三船は大きな公園へと向かいます。
玲によると、サチはこの時間いつもこの公園にいるとの事。
しかし、公園は人が多く、サチはなかなか見つかりませんでした。
そんな三船の様子を陰から見守っていた玲と龍平。
三船の心情を思い遣りながら、二人が再会できる事を祈ります。
するとその時、三船の目に一人の女の子の姿が飛び込んできました。
犬のぬいぐるみを抱くその女の子は、幼い頃のサチに瓜二つ。
三船が思わず手を伸ばした時、側にいた女性が女の子に声をかけました。
女の子の名を呼ぶと、帽子をかぶせたその女性。
その女性の雰囲気から、三船は彼女が大人になったサチだと確信して―――。
https://ijamuseum.org/oninina21/
サチを見つけた時の三船が本当に嬉しそうで涙…。
三船の笑顔を見たのは初めてですが、この表情だけでどれほど喜んでいるかが伝わり、こちらまで嬉しくなります。
また、サチの幼い娘は子供の頃のサチにそっくり！
三船がいつの間にかおじいちゃんだったなんて、なんだか驚いてしまいました！
30年ぶりに再会した二人は何を思うのか、お話の続きが楽しみです。
『鬼になる』22話のあらすじのネタバレ
エリカのぬいぐるみを拾ってくれた亜門兄にお礼を伝えるサチ。
そのまま立ち去ろうとするサチに、亜門兄はある少女の話を始めます。
歳はエリカと同じくらいで、とても賢く勇敢だった少女。
彼女は眠り続ける父親のベッドの傍らで、奇跡を信じ彼の手をずっと握っていたと言います。
亜門兄は結末が知りたいかと問いかけると、サチに向かって“九条サチ”と呼びかけました。
驚いたサチはエリカを連れ逃げ出そうとしますが、背後には既に亜門弟が接近。
亜門兄はサチを捕まえるよう指示すると、エリカは殺すよう命じます。
サチは持っていたカバンで反撃しますが、髪を掴まれ転倒。
亜門弟の手がエリカに伸びた時、玲と龍平が駆けつけて―――。
https://ijamuseum.org/oninina22/
サチは“九条”と名乗り生活しているようですが、これは配偶者の名前でしょうか？
幼いサチがどうやって生き延びたのか、どうしても気になってしまいます。
また、サチのピンチに颯爽と駆け付けた玲と龍平がカッコよくて痺れました！！
最後には龍平が倒されまたも危機が迫りますが、果たして三船は間に合うのでしょうか。
『鬼になる』23話のあらすじのネタバレ
皆のピンチに駆け付けた三船は、一歩ずつ近づきながら失った家族の事を思い出していました。
30年前に失くしたと考えていた大切な家族が、実は生きていたという事実。
目の前のサチを見つめながら、三船は“生きていてくれただけで十分”だと考えます。
すると、傍観していた亜門兄は口を開くと、弟に三船を倒すよう命じました。
三船に近付いた亜門弟は、彼の頭部を掴み力を込めます。
しかし三船は“サチ”と呟くと、彼の血が湧き上がり血管が浮き出し始めました。
亜門弟の心臓部に手を伸ばした三船は、“どけ”と叫びながら掴みかかります。
すると次の瞬間、三船の頭部から手を放した亜門弟は、地面に崩れ落ちながら吐血して―――。
https://ijamuseum.org/oninina23/
家族の仇を討つ為に戦い続けてきた三船が、今度はサチを守る為に戦っているのだと思うと感慨深いですね…。
サチを守りたいという一心で、鬼になってしまう三船に驚かされます！
終盤では、サチが亜門兄に捕まってしまうという衝撃的な展開に…。
亜門兄は簡単にサチを殺すとは思えませんし、三船には今度こそ大切な家族を守り切って欲しいです！！
『鬼になる』の口コミ評価
『鬼になる』を実際に読んだレビュー評価
| 総合評価 | |
|---|---|
| おすすめ度 | |
| ストーリーの面白さ度 | |
| イラストの見やすさ度 | |
| 興奮度 |
この作品の主人公は、ある日突然愛する家族を惨殺された三船浩司。
当時40歳だった三船は頭部を損傷し、30年もの間昏睡状態に陥ります。
30年の時を経て目覚めた三船は70歳の老人になっていて…？
三船は家族の為に忙しく働くサラリーマンでした。
しかし何者かの恨みを買った事で家族は皆殺し、自身も殴られ重体に。
そんな三船が愛する家族を奪った犯人への復讐の為、鬼となる姿が描かれています。
復讐の鬼と化した三船は鬼気迫るものがあり、読んでいるこちらまで震え上がってしまいます！
残酷な描写はありますが、物語自体はサクサク進んでいくのでストレスもなく読めますよ。
果たして三船は犯人への復讐を果たす事が出来るのか…ハラハラの展開から目が離せません！
『鬼になる』見どころ紹介
この作品のみどころといえば、なんといっても復讐の鬼と化した三船の鬼気迫る表情です！
この物語の主人公・三船浩司は愛する家族の為、仕事に勤しむサラリーマン。
家族の生前には仕事が忙しくても時間を作って娘の運動会に参加したりと、良い父親として頑張っていました。
これからも愛する家族と幸せな時間を歩んでいくはずだった三船を、突然の悲劇が襲います！
なんと運動会から帰宅した三船一家を待ち受けていたのは、マスクで顔を隠した三人の男たち。
三船たちはあっという間に縛り上げられ、家族は次々と惨殺されてしまいます。
一人残された三船も、訳も分からず殴られそのまま意識不明に。
後にこの男たちは何者かに雇われた殺し屋だと分かるのですが、平凡なサラリーマンだった三船がここまで恨まれる事になった原因とは何か。
それが今後最も重要なポイントとなる部分だと思います！
物語は、30年の昏睡状態から目覚めた三船が家族の死を知り、犯人たちへの復讐を企てるところからスタート。
70歳になった三船は幸せだった頃とは別人のようにやせ細り、すっかり衰えていました。
清潔感のあった髪はボサボサになり、その外見はまるでホームレスです。
しかし家族が何者かに命を奪われた事を知った三船は鬼の形相に。
普通に考えれば貧弱な老人に復讐など無理な話ですが、死ぬ気で立ち向かう三船を見ていると、思わず応援したくなります！
また、三船の家族を奪った宿敵・宍戸は根っからの外道で、人とは思えない所業を現在も繰り返していました。
宍戸は大柄で、どう見ても三船が敵う相手ではありません。
しかし同じ痛みを持つ者と協力し、宍戸を追い詰めていく姿は圧巻です！
今も反省する事なく悪魔の所業を繰り返す宍戸。
こんな奴をいつまでも野放しにする訳にもいきませんし、三船には何としても復讐を果たして欲しいと思います！
そして三船たちを襲った黒幕の正体とは…全ての謎が明らかになった時、どんな真実が待ち受けているのか楽しみです！
この作品の一番の見どころは、やっぱりサスペンス要素ですね。
三船という男性の一家がピエロの面を被った何者かに襲われてしまうという流れからスタートするので、その部分に注目です。
この三船という男が誰かの恨みを買ってしまって、その復讐として襲われたのかなどをわからない部分が多いのですが、物語が進むに従ってその謎が段々と明かされていくという展開がすごく面白いです。
辛うじて生き残った三船が老人の姿で目覚めてリハビリをしてなんとか動けるようになり自分たちを襲った犯人を探すという奮闘具合もすごく興味深い要素になっています。
結構グロテスクな場面なども出てくるので、その部分にも注目してほしいです。よりシリアスさを感じられるので、どんどん先が気になってしまうこと間違いなしです。
『鬼になる』感想まとめ
この作品を読んで思ったのは、三船の執念が凄いという事です！
大切な家族を奪われ、30年もの間昏睡状態だった三船。
目覚めた三船は家族の死を覚えておらず、記憶喪失になっていました。
しかしある日頭部を強打した三船は、事件当時の事を思い出します。
さらに謎の人物から犯人の手がかりを得た三船は、あっという間に復讐の鬼に！
立つのもやっとの状態だった三船が、家族の命を奪った犯人への復讐を胸に必死に足掻く姿は痛々しいものがあります。
それでも死すら恐れずに宍戸に立ち向かう三船を、いつの間にか応援したくなるから不思議です！
また、宿敵・宍戸はとんでもない外道で、同じ人間とは思えない程の酷い犯行を繰り返しています。
その為、宍戸の被害者は三船以外にも多数…。
家族を奪われたという同じ痛みを持つ男・荒井と出会い、三船は宍戸に近付く事になるのですが、この時の宍戸の鬼気迫る表情には、見ているこちらまでゾクゾクしました！
また、臆病なあまり、これまで宍戸に恨みを抱きながらも復讐できずにいた荒井。
そんな荒井が三船と出会い、変化していくところも見どころの一つだと思います！
荒井の考えを変えてしまう程、死を恐れる事なく真っ向から宍戸に立ち向かう三船の姿は圧巻です！
作品内では三船が宍戸を追う形で進んでいくのですが、宍戸はあくまでも雇われた殺し屋に過ぎません。
宍戸に三船家の殺害を依頼した、真の黒幕がいるはずです。
未だ分かっていない黒幕の正体とは…？
そして三船がここまで恨まれる事になった理由とは…？
三船が恨みを買うとしたら、当時夢中で取り組んでいた仕事関係者しか考えられません。
三船は仕事で何らかのトラブルを抱えていたのでしょうか。
気になる事がたくさんあり過ぎて、これからもお話から目が離せません！
いつか三船が復讐を果たすまで、見届けていきたいと思います！
三船を殺したい程憎んでいた黒幕への復讐が終わった時、三船は人間に戻れるのでしょうか。
この作品を読んでみて、やっぱりサスペンス要素が強い漫画というのはとても面白いと実感しました。
冒頭から怒涛の展開でスタートするので本当に見応え十分です。
仕事ばかりで家族のことなど二の次だった三船が家族というものの大切さに気がついて事件が起きてしまうので、その流れも非常にワクワクさせてくれる要素になっていますね。
意識不明のまま何十年も経ってようやく目覚めた時には老人だったというのも驚きです。
先の展開が全く掴めないので、そこがこの作品の面白いところです。
おじいちゃんが頑張っている姿を見ると、なんだか素直に応援したくなるのでそこもすごく面白い要素の一つです。
物事の真相が少しずつわかっていく展開もとても興味深いです。
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『鬼になる』の作品情報まとめ
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| 作者 | TETSUO |
| 出版社/レーベル | eビッグコミック eBigcomic4 |
| ジャンル | 青年漫画 |
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